ピート・タウンゼント「『さらば青春の光』はジョニー・ロットンが候補だった」
ザ・フーのアルバム『Quadrophenia』(1973年)をもとに制作された映画『さらば青春の光』(1979年)。同アルバムの作詞作曲すべてを手がけたピート・タウンゼントは当初、セックス・ピストルズのフロントマン、ジョニー・ロットンに主人公を演じて欲しいと考えていたそうだ。
タウンゼントはMusic-News.comにこう話した。「彼のことは、ソーホーにある俺のスタジオを使ってたから知ってた。すっごいダイアモンドだった。頭がよくて。でも残念なことに、監督と一緒に出かけて……、ジョニー・ロットンも俺も酒が好きだ。一緒に飲みに行って酔っ払って、俺はロータリーを逆走したよ。一緒にクラブに行ったんだけど、警察に止められて引きずり出された。とにかく、彼がやらないって決めたんだと思う。俺らじゃなかったはずだ。俺は、本当に彼にやって欲しかったんだけどね。彼がどれくらい上手くできたかはわからない。でも、彼はものすごく情熱的だから、よかったんじゃないかって思う」
結局、主人公は当時20歳だったフィル・ダニエルズが演じた。ジョニー・ロットンだったら、ずい分違うものになっていたことだろう。
Ako Suzuki, London
◆BARKS洋楽チャンネル
タウンゼントはMusic-News.comにこう話した。「彼のことは、ソーホーにある俺のスタジオを使ってたから知ってた。すっごいダイアモンドだった。頭がよくて。でも残念なことに、監督と一緒に出かけて……、ジョニー・ロットンも俺も酒が好きだ。一緒に飲みに行って酔っ払って、俺はロータリーを逆走したよ。一緒にクラブに行ったんだけど、警察に止められて引きずり出された。とにかく、彼がやらないって決めたんだと思う。俺らじゃなかったはずだ。俺は、本当に彼にやって欲しかったんだけどね。彼がどれくらい上手くできたかはわからない。でも、彼はものすごく情熱的だから、よかったんじゃないかって思う」
結局、主人公は当時20歳だったフィル・ダニエルズが演じた。ジョニー・ロットンだったら、ずい分違うものになっていたことだろう。
Ako Suzuki, London
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