sE Electronicsから卵形2ウェイスピーカー+バイアンプのユニークなモニターシステム「THE EGG 150 MONITOR」

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フックアップは、sE Electronics社の卵形2ウェイスピーカーとバイアンプからなるユニークなコンセプトのモニターシステム「THE EGG 150 MONITOR」を12月9日より発売する。

ハイエンドかつリーズナブルプライスのスタジオマイクロフォンを数多くリリースしている英国sE Electronics社が、Rupert Neve Designs社に続くコラボレーション第2弾としてMunro Acoustics社との新たな展開をスタート。それが“sE Munro”「アクティブインテグレーテッド・モニタリングシステム」シリーズだ。

高名なアコースティックエンジニア、アンディー・ムンローが30年以上に渡り培ってきた音響技術に関するノウハウを理想のサウンドの追求のために投入。sE Electonics社のジェームス・ヤングとスウェイ・ゾウの2人が具現化した商品が、今回登場した革新的なアクティブモニターシステム「THE EGG 150 MONITOR」だ。ユニークな形状とそのコンセプト、さらにそのサウンドは発表以来話題を呼び、2011年10月に米国ニューヨークで開催されたプロオーディオショー、AES Convention 2011に於いて“BEST IN AES”アワードを受賞している。

「THE EGG 150 MONITOR」システムは、モノコックボディーによる卵形のユニークな形状の2ウェイスピーカー2本と2系統の入力を持つバイアンプシステムから成る。また、設置を容易にする専用スタンドも付属する。

スピーカーを完璧にドライブするバイアンプには2系統の入力を備え、内部にはアナログ方式によるアクティブクロスオーバー回路を搭載。設置場所の環境によって低音域と高音域を微調整するトリムをリアパネルに搭載する他、ミッドレンジのキャラクターを変更するスイッチをフロントパネルに装備する。

ユニークな外見だけではなく、その色付けがほとんどない高品位なサウンドを得られるモニターシステムとして誕生した。レコーディングスタジオ、あるいはマスタリングスタジオのニアフィールドモニターとして最適なのはもちろん、オーディオファイル(コンスーマーオーディオ)にも素晴らしいリスニング環境を提供する。おもな特徴は以下のとおり。

・ユニークなモノコックシェル構造
・ほぼフラットな周波数特性
・内部のスタンディングウェーブを排除
・2系統の入力に対しそれぞれ独立したレベルコントロールを搭載
・高音域/低音域各50Wの超高速レスポンス&低歪みのアンプ
・“スイートスポット”に設置するためのLED搭載(消灯可能)
・設置が容易なベーススタンド付属
・高音域/低音域を微調整可能なトリム搭載
・中音域サウンドキャラクターの選択が可能

<おもな仕様>
●キャビネット
容積:14リットル
チューニング周波数:51Hz
ベントボックス構造
●HFドライバー
25mmシルクドーム
ネオジム磁性体
実効出力:40W rms/80W music
感度:95dB 1W/1m
●LFドライバー
165mmポリプロピレンコーン
実効出力:50W rms/100W music
感度:89dB 1W/1m
●アンプユニット
電子バランス方式入力ステージ
アナログ方式アクティブクロスオーバーフィルター
クロスオーバー周波数:2.1kHz
LFアンプ出力:50W rms
HFアンプ出力:50W rms
●外形寸法・重量
モニター本体(1本あたり):289×258×398mm (W×D×H)、5.25kg
スタンド(1本あたり):220×245×67mm (W×D×H)、1.5kg
アンプユニット:420×300×88mm (W×D×H)、8kg

◆THE EGG 150 MONITOR
価格:オープン (実勢価格 210,000円)
発売日:2011年12月9日

◆THE EGG 150 MONITOR 製品詳細ページ
◆フックアップ
◆BARKS 楽器チャンネル
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