まのえり、アキバに立つ!! ── 真野恵里菜「ドキドキベイビー」PV撮影の裏側密着

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“ゆうしゃになりたい!”と、撮影前に意気込んでいた真野ちゃんが、颯爽と武器屋を後にする頃には、奇跡的に雨も小ぶりに。秋葉原にある純喫茶・タニマでの撮影を挟んで、いよいよ中央通りの横断歩道でのシーン、そして舞妓さんと万世橋で交差するという重要なシーンの撮影へと入っていく。いずれも人ごみの中での撮影。もちろん撮影前にはスタッフによって十分に安全面が確認されるが、とはいえ何が起こるかはわからない。ロケバスを降りる真野ちゃんも、少し緊張した面持ちだ。

まずは中央通りの横断歩道を渡るシーンから。地図的にも秋葉原の中心地。さらに近くでアニメのイベントがたまたま開催されていたということもあり、通りを行き交う人も撮影に気づき、遠巻きに人垣もできる。女の子たちは「ハロプロの娘?」「まのえり?」と口にしたり、「これは何の撮影をやっているの?」と記者に質問をしてくる人も。また、Twitterのタイムラインを確認すると、「アキバにまのえり」とか「真野ちゃん見た! 可愛かった!」というつぶやきも急激に増え始めた。

そして秋葉原ロケのラストは、万世橋上で真野ちゃんと舞妓さんという“新旧アイドル”が交錯するシーン。真野ちゃんはギリギリまでロケバスで待機する中、橋の上に艶やかな舞妓さんが登場。海外からの旅行客も多数足を運ぶ秋葉原だけに、ちょっとした撮影会が開かれる勢いだ。

そしていよいよ真野ちゃんも橋の上に。彼女は、スタッフから軽くこのシーンの説明や演出を訊きながら、頭の中で演技を組み立てる。そして、通行の妨げにならないように、人が少ないタイミングを見計らって撮影開始。とはいえ、舞妓さんと現役アイドルということで、どうしても注目を浴びてしまうのは仕方のないこと。ただ、ここでも演者とスタッフの息のあった仕事によって、数回の撮影で無事にOKテイク。映像をモニターで確認した真野ちゃんも、自身の演技に納得した様子だ。

その後、スタジオに移動して、舞妓さんたちとのダンスシーン、イメージシーンなどを撮影して、ミュージックビデオに必要なシーンの撮影はすべて終了。1週間の編集期間を経て、12月10日、YouTubeなどを通じて無事に一般公開された。

ちなみに、映像は公開後数時間で1万4000再生回数を突破(12日現在では10万再生回数を突破)。秋葉原×真野恵里菜というインパクトと、何より真野ちゃんの圧倒的な可愛さで、公開初日のYouTubeの「今日の話題の動画」11位、「今日の評価」1位。「今日のお気に入り登録数の多い動画」1位を獲得している。

「真野恵里菜初めての両A面ということで、2曲ともミュージックビデオの撮影をさせていただきました。『ドキドキベイビー』の方はとてもノリのいい明るい曲になっていて、秋葉原で舞妓さんと撮影しているのですが、秋葉原をちゃんと歩いたことがなかったので、普通に交差点を渡ったり、お店に入ったりできてすごく楽しかったです! あとは今回Twitterで、撮影に使う傘はどっちがいいかなどフォロワーの皆さんの意見を聞きながら撮影したりと新しいことにも挑戦してみました。また、舞妓さんの存在意図が見る人によって違うと思うので、想像しながら何度も見ていただけると嬉しいです!」── 真野恵里菜


text and photo by ytsuji a.k.a. 編集部(つ)
◆真野恵里菜 オフィシャルサイト
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