前代未聞、5人のギタリストでバンド結成、その名もGENTLE GUITAR V

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トップ・ギタリストによるコラボレーションと言えば、ジョー・サトリアーニがオーガナイズするスーパー・ギタリスト3人の祭典G3から、昨今ではラリー・カールトンと松本孝弘による 『TAKE YOUR PICK』が思い浮かぶところだが、ここに登場したのはギタリストだらけの5人組、GENTLE GUITAR Vだ。

◆GENTLE GUITAR V画像


GENTLE GUITAR Vは、数多くのギター教則本を手掛けるロック・ギター界の伝道師/宮脇俊郎、7弦ギターを操り素肌にネクタイのビジュアルも異彩を放つメタルの鬼/小林信一、歌心あるブルース・ギターを奏でバンド名に冠した“GENTLE”を地で行く人柄を持つ野村大輔、フュージョン・サウンドを柔らかな音色で響かせギター・シンセの多彩なサウンドも駆使する山口和也、そして23歳にして超絶フュージョン・バンドTRIXのギターに加入を果たした新世代のホープ菰口雄也という、名だたる5人の強者が集った、ギター・インスト・バンドだ。

そんな5人のアンサンブルが詰まった初音源となるアルバム『Gentle Guitar V』では、5本のギターが縦横無尽に交差するリード楽曲「Guitar Intersection」をはじめ、メンバー5人の個性が際立つオリジナル8曲が出そろうほか、5人のメンバー共通のルーツであり、バンド名“GENTLE”の由来ともなっている「While My Guitar Gently Weeps」(ザ・ビートルズ)、もっとも有名なギター・フレーズのひとつ “テケテケテケ~”でおなじみの「Pipeline」(ベンチャーズ)、印象的なシンセ・テーマを5本のギターのハーモニーで美しくアレンジした「Rydeen」(YMO)、哀愁を帯びたギターの調べに、青春の思い出がフラッシュバックする「夏の思い出」といった4曲のカヴァーをふくむ、計12曲が収録されている。

時に激しく、時に緻密に絡む5本ものギター・ハーモニーは、未体験の衝撃を与えることだろう。是非チェックを。

『Gentle Guitar V』
2011年12月7日発売
XQFP-1012 2500円(税込)
1.Guitar Intersection
2.Pipeline
3.Humid Memory
4.石神井ブルース
5.While My Guitar Gently Weeps
6.地獄の五重奏
7.New Family
8.Be With You
9.Rydeen
10.Jam On The Brakes
11.Red Baboon
12.夏の思い出
13.Guitar Intersection(Guitar -1)

◆Gentle Guitar Vオフィシャルサイト
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