由紀さおり、ニューヨークでスタンディングオベーション

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アルバム『1969』をひっさげての由紀さおりによるニューヨーク・タウンホールでの公演が2011年12月13日に開催され、大盛況、スタンディングオベーションの喝采を受けた。

◆由紀さおり画像

この日の公演は、ピンク・マルティーニのワールド・ツァーの中の1公演で、由紀さおりは12月12日のワシントン公演から合流し、米国で4都市6公演に出演するスケジュールとなっている。タイムズスクエアにほど近いタウンホールでは、満員の観客が見守る中、第1部で「ブルー・ライト・ヨコハマ」「さらば夏の日」「パフ」、第2部で「夕月」「夜明けのスキャット」「真夜中のボサノバ」「ホワイト・クリスマス」「マシュケナダ」の全8曲を歌唱、「さらば夏の日」以外はすべて日本語での歌唱となり、情感豊かな彼女歌声がホールいっぱいにしみわたった。由紀さおりの澄んだ歌声に初めて触れたオーディエンスからは驚愕と歓声の声が上がり、大変な盛り上がりのままコンサートの幕は閉じた。

2011年10月に英国ロンドン ロイヤル・アルバート・ホールでピンク・マルティーニとの初共演を果たし、大きな喝采を受けたところだが、ニューヨークでも同様の盛り上がりを見せている。

「ニューヨークというエンターテインメントの都の、由緒ある“タウンホール“で歌うことができ、本当に幸せでした。大きなチャンスをくださったトーマス(ピンク・マルティーニのリーダー)に心から感謝します」──由紀さおり

ピンク・マルティーニとの全米ツァーは12月14日にNY公演の2日目、ボストンでの2公演(12/16、17)、そしてピンク・マルティーニの本拠地ポートランド(12/20)へと続く。

アルバム『1969』は日本では2011年10月12日にリリースされた1969年に着目し、由紀さおりのデビュー曲「夜明けのスキャット」を含む、当時日本や世界でヒットしたポップスや歌謡曲をカバーした作品。1曲以外は全て日本語詞で歌われているものの、世界22カ国で次々と発売が決定し、米iTunesジャズチャート1位、カナダiTunesワールドミュージックチャート1位を獲得、その噂は日本に逆輸入される形で日本でも人の波が広がっていった。オリコンウイークリーランキングでは最高位7位(11/28付)、2週連続8位(2011/12/12付、12/19付)というヒットを見せている。

由紀さおり & ピンク・マルティーニ『1969』
2011年10月12日 日本発売
TOCT-27098 ¥3,000(tax in)
( )内:オリジナル歌唱アーティスト
1.ブルー・ライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)
2.真夜中のボサ・ノバ(ヒデとロザンナ)
3.さらば夏の日 [Du soleil plein les yeux](フランシス・レイ)
4.パフ [Puff, The Magin Dragon](ピーター・ポール&マリー)
5.いいじゃないの幸せならば(佐良直美)
6.夕月(黛ジュン)
7.夜明けのスキャット(由紀さおり)
8.マシュケナダ [Mas Que Nada](日本語版:アストラッド・ジルベルト)
9.イズ・ザット・オール・ゼア・イズ? [Is That All There Is?](ペギー・リー)
10.私もあなたと泣いていい? (兼田みえ子)
11.わすれたいのに / 原曲[I Love How You Love Me](モコ・ビーバー・オリーブ)
12.季節の足音 [bonus track]


◆由紀さおりオフィシャルサイト
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