カサビアン、音と光の洪水で20万人を圧倒

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12月14&15日、“恐竜を放つ”カサビアンの<ヴェロキラプトル!>UKツアーがロンドンを襲撃。音と光の洪水でオーディエンスを制した。

◆カサビアン画像

同ツアーは総勢20万人を動員。アンセム連発の強力なセットリストと強烈なライティングで、これまで以上にマッシヴでダイナミックなパフォーマンスが展開された。

オープニングの「Days Are Forgotten」からオーディエンスは総立ちの大合唱となり、続く「Shoot The Runner」「Underdog」でモッシュも飛び出す大熱狂ぶり。このテンションはラストの「Fire」まで変わらず、疾走するリズムと巨大なビートがアリーナを包み込んだ。さらに今回は女性4人のストリングス隊“Dirty Pretty Strings”も加わり、サウンドがより重厚で壮大なものに。

そして、今回最大の見どころが、最新テクノロジーを駆使したライティングだった。ステージに設置された特大のアーチ型ライティング・システムから放たれる眩い閃光に加え、その中に作られた半円状のスクリーンにはビートにあわせ躍動するビーム画像や聴覚と視覚を同時に刺激する色彩、映像が飛び出す。デビュー以来つねにライティングに凝ってきた彼らだが、今ツアーのライティングはサウンドを引き立てるだけに終わらない、知的でスペクタクルなものだった。

また、サージがヴォーカルの「La Fee Verte」では一転し、会場は暗闇に包まれ、オーディエンスが灯すケータイやライターの光の中――まるで無数の星が輝く夜空のもと――パフォーマンスするというロマンチックな一幕も。

進化し続けるカサビアン。このライヴ・パフォーマンスはいまのUKロック・シーンにおいて無比の存在なのは間違いない。

Ako Suzuki, London

ロンドンO2アリーナ(12月14日)のセットリストは以下の通り。

「Days Are Forgotten」
「Shoot The Runner」
「Velociraptor」
「Underdog」
「Where Did All The Love」
「I.D.」
「I Hear Voices」
「Thick As Theves」
「Take Aim」
「Club Foot」
「Re-Wired」
「Empire」
「La Fee Verte」
「Fastfuse/Pulpfiction」
「Goodbye Kiss」
「L.S.F.」
アンコール
「Switchblade Smiles」
「Vlad The Impaler」
「Fire」

カサビアンは12月31日、ロンドンO2アリーナで行なわれるUKの国民的行事とも言えるカウントダウン・ライブに出演。その模様をライブ・ストリーミングする。イギリス時間31日20時(日本時間1日早朝5時)にスタート、カサビアンは現地時間22時(日本午前7時頃)に登場予定。ライブ終了後48時間(1月1日~2日)はサポート・アクトも含め生中継と同じものがアーカイブされ、1月3日~16日はカサビアンのライブがオン・デマンドで見られる。


『ヴェロキラプトル!』
SICP3274 \2,310
日本盤限定特典
・ボーナス・トラック3曲追加収録
・スペシャル・ステッカー封入
・サージによる楽曲解説付

<KASABIAN JAPAN TOUR 2012>
●横浜 2012年1月10日(火) 横浜ブリッツ
OPEN 18:00 / START 19:00 TICKET\6,800 (1F:スタンディング・2F:指定/税込) 別途1ドリンク
[問]クリエイティブマン 03-3462-6969
●大阪 2012年1月12日(木) ZEPP OSAKA
OPEN 18:00 / START 19:00 TICKET\6,800(1F:スタンディング・2F:指定/税込) 別途1ドリンク
[問]キョードーインフォメーション 06-7732-8888
●名古屋 2012年1月13日(金) ZEPP NAGOYA
OPEN 18:00 / START 19:00 TICKET\6,800(1F:スタンディング・2F:指定/税込) 別途1ドリンク
[問]サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
●東京 2012年1月15日(日) 新木場スタジオコースト SOLD OUT
●東京 2012年1月16日(月) 新木場スタジオコースト
15(日): OPEN 17:00 / START 18:00 TICKET\6,800(オールスタンディング/税込) 別途1ドリンク
16(月): OPEN 18:00 / START 19:00 TICKET\6,800(オールスタンディング/税込) 別途1ドリンク
[問]クリエイティブマン 03-3462-6969 www.creativeman.co.jp
◆チケット詳細&購入ページ
◆サウンド・チェック招待サイト
◆BARKS洋楽チャンネル
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