レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、アンソニー・キーディスの足の怪我でツアーを延期

リード・シンガー、アンソニー・キーディスの右足の怪我のせいで、レッド・ホット・チリ・ペッパーズは10作目のスタジオ・アルバム『アイム・ウィズ・ユー』をサポートする全米ツアーを延期することになってしまった。

スポークスマンによると、アンソニー・キーディスは最近足の「砕けた軟骨を除去し、離れた屈筋腱を元に戻す」手術をしたばかり。完全に回復するものと見られているが、ステージから離れている時間が長いため、バンドは1/20にフロリダでスタートする予定だったツアーを延期しなくてはならなくなった。

現在、ツアーは3/29のサンクトペテルブルグからのスタートになっている。新しい全公演スケジュールはバンドのウェブサイトで確認できる。

キーディスは1/8にレイカースの試合を右足にギプスをつけて観戦しているところを目撃されている。怪我の原因は明らかになっていないが、8月にロサンジェルス・タイムスに過去に怪我をしたままパフォーマンスしたことがあると語っていた。「バスドラから飛び降りたせいで足の骨を折ったままずっとツアーしていたんだ。あれはちょっときついね」と彼はバンドの前回のツアーについて語っていた。

スポークスマンは現在までに返答を寄せていない。

ツアーの第一部は4/12にメンフィスのフェデックス・フォーラムで終了し、8/11にロサンジェルスのステイプルズ・センターで再開する。その間、バンドは4/14のロックンロール・ホール・オブ・フェイムの殿堂入り式典に出席する予定。バンドはガンズ・アンド・ローゼズ、フェイセズ、ビーチ・ボーイズらと共に殿堂入りすることになっている。恒例の式典では、殿堂入りするアーティストはたいていの場合短いパフォーマンスを行ない、オールスター・ジャム・セッションにも参加することになっている。

『アイム・ウィズ・ユー』は2006年の2枚組アルバム『スタジアム・アーカディウム』に続く作品で、2011年8月にリリースされビルボード200アルバム・チャートで初登場2位を記録した。

◆ニュース提供：ビルボード
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