一青窈、被災地の人々と作るNHK作品でドラマ初出演

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今年2012年でデビュー10周年を迎えた一青窈。10周年を記念して、昨年12月から10ヵ月連続配信企画をスタートしており、第一弾は中島みゆき「時代」のカヴァーを配信中。1月25日(水)から配信する第二弾は“異色コラボの話題作”であることを近日発表予定しており、春には自身初となる昭和歌謡曲のカヴァー・アルバムの発売も決定。さらに、全国ツアー<一青窈Tour2011“瞬き”>が好評につき、2012年5月下旬から7月下旬まで、追加公演も行なう等、精力的に音楽活動を行なっている。

そんな一青窈が、NHK土曜ドラマスペシャル「それからの海」でドラマ初出演することが発表された。

このドラマは、岩手県田野畑村を舞台に、津波で母親や家を失ったある家族が、都会から来た母子との交流によって再生の一歩を踏み出す姿を描く作品。多くの被災された方々への取材をもとに脚本を作り、田野畑村の漁師や仮説住宅の住民たちが出演するなど、被災者の今の思いを忠実に描くドラマを目指しているという。

一青は昨年、2回のツアーで全国津々浦々に歌で元気を届けて廻り、3月11日の東日本大震災以後、被災地の東釜石、女川、北上中学校などにも訪れ「歌の炊き出し」を行なっていたことからドラマの制作方針とも一致。出演が決定したそうだ。

「気負わず素直な気持ちで支援活動を続けてこられた一青さんの、被災地への温かい眼差しにとても共感しました。被災された方々と一緒に作っていくこのドラマには、一青さんの自然体な演技が欠かせないと思い、出演をお願い致しました」 (制作統括/NHK ドラマ番組部 チーフ・プロデューサー 菓子 浩)

ドラマ初出演作となる今作で、一青窈は数年前に田野畑の海で夫を亡くした妻(公子)役を演じる。

なお、一青はこれまでに役者として、2004年に映画「珈琲時光」(監督:ホウ・シャオシェン)に初主演。第28回山路ふみ子映画賞新人女優賞、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2008 年には初の舞台出演となる音楽劇「箱の中の女」(岩松了(作・演出)、小林武史(音楽監督・作曲)、一青窈(主演・作詞))を東京Bunkamura シアターコクーンで上演した。

10ヵ月連続配信企画第一弾
「時代」
2011年12月4 日より配信中

◆レコチョク
◆一青 窈オフィシャル・サイト
◆FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT
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