エタ・ジェイムス、死去。ビヨンセ、マライアらが追悼

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ソウル/R&B界の大御所、エタ・ジェイムスが金曜日(1月20日)、白血病の合併症のため入院先の病院で亡くなった。73歳だった。

14歳のときからヴォーカル・グループや聖歌隊で歌い始めた彼女は、1960年にチェス・レコードと契約。「At Last」を大ヒットさせるなどソウル/R&Bシンガーとしてのキャリアを築いた。グラミー・アワーズを6回受賞し、1993年にロックの殿堂入りを果たしている。

この数年は認知症と白血病を患い、2011年10月、新作『The Dreamer』を最後に引退を発表していた。ジェイムスは夫と子供に看取られながら亡くなったという。

後続の女性シンガーに多大な影響を与えたジェイムス。映画『Cadillac Records』(2008年)でジェイムスを演じたビヨンセは「多大な損失。エタ・ジェイムスはわたし達の時代の最高のヴォーカリストの1人だった。わたしはそんな女王に会うことができて幸運だった」と追悼している。

また、マライア・キャリーやブラック・アイド・ピーズ、アダム・ランバート、チャカ・カーン、シンディ・ローパーからも追悼の言葉が寄せられている。

Ako Suzuki, London
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