スウェーデンから黒船襲来、生まれながらのV系アーティストYOHIO

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日本のポップカルチャーが海外で絶大な人気を誇るのは知られたところだし、ビジュアル系やアニソン、ミク作品など、日本独自の音楽やその文化が、海外に大きな影響を与えているのは御存じの通りだ。オーディエンスから評価を得ているのみならず、世界中の若いアーティストに直接的な影響を与えているのも当然の流れで、<第2回全日本アニソングランプリ>で優勝を成し遂げたHIMEKAも、独学で完璧な日本語発声を会得、日本人と全く遜色のないアニソンを歌いこなす驚異のシンガーとして現れてきた。ロシアの音楽学校に通う現役女子高校生Fye(ファイ)も、ミクを愛する実力派シンガーだ。

◆YOHIO画像

そんな状況下、“VISUAL-KEI”に影響を受けたスウェーデンの16歳アーティストが4月に日本デビューを果たす。YOHIO(ヨヒオ)だ。

透き通るような白い肌、輝くプラチナブロンド、吸い込まれそうな青い瞳。生まれながらにしてこのルックスを持ったスウェーデン人の16歳の少年は、自らをYOHIOを名乗り、影響を受けたVISUAL-KEIを自分のフィールドとして活動、ここにきて遂に日本に輸入されることになったというものだ。独学ながら日本語を流暢にこなし、抜群のメロディー・センスを掲げ、得意技をスウィープ・ピッキングと豪語するテクニカル・ギタリストの素養を持つ、超実力派の北欧産天然V系アーティストである。

スウェーデンの音楽一家に生まれたYOHIOは、6歳のころからピアノを始めて、すぐに作曲をスタート。11歳でギターと出会い、その魅力に取りつかれたという。14歳でバンドSeremedyを結成し、北欧を中心にライヴ活動を開始、2011年にはユニバーサル・ミュージックと契約を果たし、同年に至上最強V系フェス<V-ROCKフェスII>のオープニング・アクトとしても出演、日本のファンにもアピールをしたばかり。

4月のソロ・デビュー・アルバム発売に先立ち、2月にはプロモーションでの来日も予定されている。ショーケース・ライヴでは、超絶なギターテクニックも見せつけてくれることだろう。スウェーデンと言えば、イングヴェイ・マルムスティーンの存在を思い浮かべるが、YOHIOのタイトなフレージングには、マティアス“IA”エクルンドのもつ常識から激しく逸脱したピッキングの正確さを彷彿とさせる側面も見せる。ショーケース・ライヴの招待は、オフィシャルサイトから確認いただきたい。

黒船来航、とんでもない逸材のお出ましだ。

ソロ・デビュー・ミニ・アルバム『REACH the SKY』
4月25日発売
限定盤デラックス・エディション(SHM-CD+DVD)UICN-9002 \2,980(税込)
通常盤(SHM-CD)UICN-1002 \1,500(税込)
1.REACH
2.SKY☆LiMiT
3.Frantic Elegance
4.Dawn of Dreams
5.Without Wings ~空と約束した~
6.Angel's Waltz

◆YOHIOオフィシャルサイト
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