SUPER☆GiRLS、“リベンジ”の日本青年館で秋田恵里が卒業。「たくさんの愛を感じています。」

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SUPER☆GiRLSが、2月5日に日本青年館にてワンマンライヴを開催し、昼夜2公演で、のべ約2600人のファンが駆け付けた。

◆SUPER☆GiRLS画像@2012.02.05日本青年館、夜公演前に行なわれた記者会見の模様

今回の公演は、2011年1月に集客不足のため公演中止となった<SUPER☆GiRLS ファーストコンサート ~超絶少女が止まンないっ!~>日本青年館公演のリベンジ公演。中止となったファーストコンサートの日本青年館公演は、約500名のチケット申し込みであったのに対し、1年経って迎えたリベンジ公演では、なんと9倍の4,500枚のチケット申し込み。一般発売開始から1分で即完となるまでにSUPER☆GiRLSは成長を遂げていた。

そして同時に、この日の公演(夜公演)は、学業に専念することを理由にSUPER☆GiRLSから卒業するメンバー・秋田恵里の卒業公演でもあった。そんなこともあり、メンバー、ファンは様々な感情を胸に秘めながら、計17曲で構成された時間を共有していた。

2月1日にリリースされたばかりのアルバムのタイトル曲となっている「EveryBody JUMP!!」からスタートした今回の公演。冒頭、リーダーの八坂沙織が「日本青年館の皆さん、盛り上がってますか~!」と発すると、超満員の観客からは大声援が巻き起こる。

MCでは、日本青年館でライヴを行なえる喜びを八坂が「スパガのライヴも汐留AXから始まって、新宿BLAZE、日本青年館と会場がどんどん大きくなってきました。こんな素敵な場所でライヴができて本当に嬉しいです。」と、コメント。志村理佳は「初めの<a-nation>の握手会の時は、お客さんが5人でしたが、今ではこんなにたくさんの方に支えられて本当に嬉しいです。」と、笑顔を見せる。

2011年末の日本レコード大賞新人賞受賞に対しては、渡邉ひかるが「結成してからの目標が日本レコード大賞だったので、受賞できるか本当に不安だったので本当に嬉しいです。皆さんありがとうございました」と、支えてくれたファンやスタッフなど多くの人への感謝の言葉を口にした。

また、秋田恵里の卒業公演に際して、ファン提案による、秋田への感謝の気持ちを込めたサプライズ演出も。当日の昼間から会場の外に寄せ書き用の垂れ幕が設置され、夜公演のダブルアンコールの時に、2階席からこの垂れ幕が広げられた。そして、緑色のサイリウムを一斉に掲げる「サイリウムお見送り企画」。

きっかけは、エイベックスの一般問い合わせ窓口にかかってきた、ファンからの電話だった。「秋田恵里さんのイメージカラーである緑色をコンサートのアンコールのタイミングで一斉点灯して、ファンから卒業していく秋田さんへの恩返しの意味も含めて行ないたいと思っています。」そんなファンからの提案に、ライヴ企画者側は、ライヴ演出の邪魔となるものもではないと判断。ファンに任せることを伝えて、この日のサプライズ演出へとつながった。

夜公演前、取材陣に「ファンのみなさんの愛を感じて涙は出ちゃうと思うんですけど、でも笑顔で卒業したい。」と語っていた秋田への、ファン主導によるサプライズ。そしてWアンコールの「笑顔の羽根」。秋田は、涙を見せながら、ありがとうの気持ちを胸に、この日、自分の決めた道へと歩みを進めた。

「メンバーと過ごして来た日々の中で、人の絆の大切さを実感した。将来は、人に喜びを与え、笑顔を届けられる仕事をしたい。今は前しか見ていません。ファンの皆さん、メンバー、スタッフ、関係者の方々には本当に感謝しています。次の道へと笑顔で進んでいこうと思います。ファンの方からはたくさんの愛を感じています。最後まで笑顔で頑張りたい。メンバーとは卒業をしても連絡は取りあったりします。大学を卒業したらスパガの活動のように皆に笑顔や喜びを与えられる仕事をしたいです。」── 秋田恵里

卒業公演は、まさに「みんなが育てるアイドル」をテーマに掲げているSUPER☆GiRLSらしいものとなった。

なお当日、SUPER☆GiRLS初の全国ツアーの詳細が発表された。4月4日は東京・SHIBUYA-AX、4月6日は名古屋・BOTTOM LINE、4月7日は大阪・amHALL、4月29日は日比谷野外音楽堂と全国3ヶ所7公演、観客動員数は約1万人で実施される。

◆SUPER☆GiRLS オフィシャルサイト
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