サラ・ブライトマン、ユネスコ平和芸術家に

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2012年2月8日、ユネスコ本部で行われた式典にてサラ・ブライトマンがユネスコ平和芸術家(UNESCO Artist for Peace)に任命された。

英国出身の歌手であり女優でもあるサラ・ブライトマンは、ポップスとクラシック両チャートでトップの記録をもつ世界的にも希少なアーティストのひとりだが、人道支援や慈善活動へのコミットメント、自身の音楽キャリアを通じての文化間対話と交流促進への貢献、そしてUNESCOの理念と目的への献身といった功績がたたえられ、今回ユネスコ平和芸術家として賞されることになったものだ。

「キャッツ」や「オペラ座の怪人」といったミュージカルのスターであったサラ・ブライトマンは、ダンサーとしてキャリアをスタート。その後、ポップ・シンガーとして成功を収め、クラシカルのシンガーとしてもその地位を築いた。サラ・ブライトマンは様々な音楽ジャンルや伝統的な音楽を融合し、独自のクロスオーバー・スタイルを確立。『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』『エデン』『ラ・ルーナ』『ハレム』といったアルバムをリリースし、40カ国以上で180以上のゴールド及びプラチナム・セールスを記録し、CD及びDVDの総売り上げ枚数は3000万枚を超える。

ユネスコ平和芸術家とは、自らの影響力、カリスマ性、威信を通じてユネスコのメッセージ及びプログラムを促進する世界的な著名人達を指し、ユネスコは彼らと共に開発の問題とこの分野におけるプログラムへの意識を高めることに努めている。

サラ・ブライトマンは現在、ニュー・アルバムの制作に取り掛かっているとのことだ。

『アマルフィ ~サラ・ブライトマン・ラヴ・ソングス~』
TOCP-70770 2,500円(税込)

◆サラ・ブライトマン・オフィシャルサイト
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