アンジェラ・ゲオルギュー、マリア・カラスへ捧げるアリア集をリリース

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オペラ・スター、アンジェラ・ゲオルギューが、マリア・カラスへ捧げたアリア集『我が心のマリア・カラス』をリリースした。

◆『我が心のマリア・カラス』画像

今回アルバムに収録されているのは、どれもがマリア・カラスが得意としたアリアである。そもそも、ゲオルギューの愛するレパートリーは、不思議とマリア・カラスのそれと重なっているという。今回のアルバムはゲオルギューにとって6年ぶりとなるスタジオ録音アルバムとなったが、アルバムを制作する上で、自身が録音したいアリアを選曲したところ、見事にカラスのレパートリーと重なっていたのだという。そこからマリア・カラスの存在が浮かび上がり、今回のアルバムの誕生につながった。「椿姫」「ラ・ボエーム」「ファウスト」「カルメン」「アドリアーナ・ルクヴルール」「メデア」など、アルバムに収録された楽曲は、そのどれもがマリア・カラスが得意としたレパートりーだ。

旧ソ連邦の影響下にあったルーマニアに生まれ育ち、音楽教育を受け、1990年にデビューを果たして以来、国際舞台の第一線で華々しい活動を行ってきたアンジェラ・ゲオルギューは、デビューから20年以上を経過した現在では「心にも身体にも変化があります。当然歌唱も変化しています」と自らを語っており、本作はそんな彼女の新しい一面も垣間見せるアルバムという。

なお、アルバム『我が心のマリア・カラス』のブックレットには、マリア・カラスのポートレイトの雰囲気を意識した美しいゲオルギューの新しい撮りおろし写真も掲載されている。

アンジェラ・ゲオルギュー『我が心のマリア・カラス』
2012年2月8日発売
TOCE-90220(HQCD仕様) ¥2,800(税込)
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
マルコ・アルミリアート指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ジェイムズ・ヴァレンティ(テノール)
1.プッチーニ歌劇「ラ・ボエーム」~あなたの愛の呼ぶ声に<ミミの別れ>
2.グノー歌劇「ファウスト」~何と美しいこの姿<宝石の歌>
3.ベルリーニ歌劇「海賊」~その無心の微笑みで
4.レオンカヴァッロ歌劇「道化師」~大空を晴れやかに
5.サン=サーンス歌劇「サムソンとデリラ」~あなたの声に心は開く
6.カタラーニ歌劇「ラ・ワリー」~さようなら、ふるさとの家よ
7.ビゼー歌劇「カルメン」~恋は野の鳥<ハバネラ>
8.ジョルダーノ歌劇「アンドレア・シェニエ」~亡くなった母を
9.ケルビーニ歌劇「メデア」~あなたの子供たちの母親は
10.マスネ歌劇「ル・シッド」~泣け、泣け、わが目
11.チレア歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」~あわれな花よ
12.ヴェルディ歌劇「椿姫」~不思議だわ!
13.ヴェルディ歌劇「椿姫」~いつも自由で、花から花へ
*録音:2010年4月、8月&2011年1月 於:アビイ・ロード・スタジオNo.1

◆EMIミュージック・ジャパン/オペラ特設サイト
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