MisaChi、故郷宮崎を思って歌う東京レコ発ライブ

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2012年2月12日(日)、東新宿のライブハウス「真昼の月 夜の太陽」で行われたMisaChiのライブ。東京でのライブは久しぶり。2011年12月1日にシングル「しあわせの鍵/酔芙蓉の坂」、2012年1月11日にミニアルバム『ぬくもりを信じていたい』を連続で発売した彼女。これは、レコ発ライブだ。

◆MisaChi画像

ピンクオレンジのロングドレスで登場。正直、ステージで彼女の歌を聴くのは初めて。想像したよりも、力強い声。そしてポップ。故郷、宮崎を思って書いたという「風~君想う」。彼女が山に向かって歌っていた頃の思いから今の彼女が思うことが言葉になっている。

「いつもありがとう」は、母を思って歌う。直球の歌詞が、あまりにも素直で胸に刺さる。歌の最大の武器は、伝えたくても伝えられない思いを、メロディに乗せられることだ。その武器を最大に活かした一曲。シングルからの「酔芙蓉の坂」は、しっとりと。酔芙蓉は、朝・午後・夕方で色を変える花。その花をたとえに日差し・この街・あなたに染まると歌う。そんな彼女は少し儚げにもみえた。

ラストは、明るく「S.S.H-Sweet.September.Honeymoon」。ライブを通じて感じたことは、彼女は、故郷へ、多くの人たちへ、自分自身へエールを送るように歌うということ。温めてきたものをひとつずつ形にするように、まだ見えない何かを身体の奥の潜め、強い意思で前に進もうとする。それは、本当に歌うことが好きで、本当に伝えたい思いがあるからできること。彼女にとって歌は、生きることなんだろうな。そして、何より楽しいことなんだろうと。

アンコールは、お姉さんのお腹に宿った命の音を聞いたときに感じたことを言葉にした「まだ見ぬ君へ。。。」。会場が暖かく包まれた。

ライブを終えて、彼女からコメントが届いた。「たくさんの出逢い、繋がりを大切にし、全国、その土地、その土地でライブをさせていただくようになり、東京は久しぶりのライブでした。今回「故郷、ぬくもり、命、元気!!」をテーマに行ったライブでは、たくさんの笑顔を共有できるそんな素敵な時間を過ごさせていただけたように思います。「元気、勇気をもらった!」と言う声が聞けたときは、本当に嬉しかったです。これからも、アドレナリンスイッチをON!できるライブパフォーマンスをやっていきます。たくさんの方々とまたお会いできるのを楽しみにしています。」
▲「しあわせの鍵/酔芙蓉の坂」
▲『ぬくもりを信じていたい…』

次のライブを楽しみに待ちたい。

<『ぬくもりを信じていたい』レコ発ライブ 2012年2月12日>
1.ぬくもり
2.LIFE
3.風~君想う
4.Feel like making love
5.いつもありがとう
6.酔芙蓉の坂
7.絹の道
8.S.S.H-Sweet.September.Honeymoon
アンコール
9.まだ見ぬ君へ。。。

Single「しあわせの鍵/酔芙蓉の坂」
ハコブネ求人サイトタイアップソング/宮崎県MRT放送局復興ソング
1,050円(税込)

Mini Album『ぬくもりを信じていたい…』
1,500円(税込)
通販:MisaChiオフィシャルWebサイトより

伊藤緑 http://www.midoriito.jp/

◆MisaChiオフィシャルサイト
◆MisaChiオフィシャルBlog
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