ニコ動お馴染みのHidenoriと[TEST]、バカテクSPEED VIOLATION結成

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動画投稿サイトで興味ある映像を楽しんだこと、誰でもあるはず。音楽に関連したことでいえば、ひとつのプロモーションの場として様々なアーティストが活用。“弾いてみた”や“歌ってみた”などのタイトルで自分のプレイをアップロードしているアマチュア・ミュージシャンも少なくない。それで注目を集め人気になったアマチュア・ミュージシャン、さらに動画投稿サイトがきっかけになってデビューしたミュージシャンもいるほどだ。

◆SPEED VIOLATION画像

動画投稿サイトで以前から話題となっているギタリストがいる。一人はHidenori。ディーン・ギター主催の全世界速弾き動画コンテスト「dean shredder search」で3位に入賞するや、You Tubeにアップロードされていた動画に世界各国からアクセスが殺到。すでに総再生回数1千万回を超えている。今では作曲活動のほか、レコーディングやプロデュースなども多数手掛ける。

そしてもう一人は[TEST]。ロックがきっかけでギターを始めたが、ジャズやフュージョンにも傾倒。本格的に音楽を学ぶため、アメリカの名門バークリー音楽大学に進んでいる。在学中に二コ二コ動画に投稿した演奏動画が爆発的な人気を予備、ついには“二コ動に住むギターの神様”と呼ばれた。LUNA SEAの真矢、BULL ZEICHEN 88の淳士とIKUOらとライブやレコーディングで共演したほか、アメリカでもライブ活動を行なっている。

そんなHidenoriと[TEST]が、なんとギター・デュオを結成した。その名もSPEED VIOLATION。すでに2人はデュオとしてのデビュー・アルバム『SPEED VIOLATION』も完成させており、3月7日にリリースすることが決定。

ネットで活躍するギタリストたちのイヴェント<HIGH-STREAM>をイメージした「STREAM」からアルバムは幕を開ける。時代は80年代後半のテクニック至上主義に戻ったかのように、オープニング・ナンバーから二人はテクニカル・プレイで火花を散らす。しかしこれで驚いてはいけない。Hidenoriはメタルで培った攻撃的なプレイを繰り広げたと思えば、[TEST]は独特のメロディ・ワークでギターを歌わせる。二人のプレイはときに融合しながら楽曲のドラマを作り上げていく。もちろん随所にSPEED VIOLATIONならではの高速ユニゾン・プレイもちりばめている。“超高速・スピード違反ギター・デュオ”というキャッチコピーにふわしい仕上がりだ。

アルバムにはオリジナルの5曲のほかに、マイケル・ジャクソンの「SMOOTH CRIMINAL」、エヴァンゲリヲンのエンディングテーマとしても知られる「FLY ME TO THE MOON」、RACER Xのインスト「TECHNICAL DIFFICULTIES」なども収録。さらにボーナス・トラックとして、二人がそれぞれ話題を集めた「FLIGHT OF THE BUMBLEBEE」と「CANON」のSPEED VIOLATIONバージョンも収められている。またオリジナル曲のレコーディングには、ドラマーとしてSEX MACHINEGUNSのKEN'ICHIが参加。パートは違うものの、Hidenoriと[TEST]に負けない高速フレーズで曲を盛り上げている。

文:長谷川幸信

『SPEED VIOLATION』/SPEED VIOLATION
2012年3月7日発売
価格\2,000
SHINKO MUSIC RECORDS
1.STREAM
2.SPEED VIOLATION
3.SMOOTH CRIMINAL(Cover)
4.TWELVE DRAGON
5.SNOW STORM
6.FLY ME TO THE MOON(Cover)
7.R.F.Y
8.TECHNICAL DIFFICULTIES(Cover)
Bonus Track
1.FLIGHT OF THE BUMBLEBEE
2.CANON
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