元BY-SEXUAL、NAOのチャリティ・イベントにHAKUEI、HISASHI、INORANが参加

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元BY-SEXUALのNAO(Dr)が主催するチャリティDJイベント<A’>の第2弾となる東名阪ツアーが開幕。2月18日(土)大阪unagidani sunsui、19日(日)名古屋CLUB SARUにて、2夜連続で熱いDJパフォーマンスが繰り広げられた。

◆<NAO presents『 A’』in OSAKA>画像
◆<NAO presents 『 A’』in NAGOYA>画像

2月18日(土)<NAO presents『 A’』in OSAKA>は、まず主催者であるNAOがDJイベントに慣れていない観客に向けて「ライヴの打ち上げに参加している気持ちで、飲みながら楽しんでね」とイベントの主旨などを説明しながら会場を和ませてスタート。

DJはそれぞれがペアを組んで登壇する形で、第1部のペアは、roarの濱中三朗とPUERTA DEL SOLの平野智靖。日本の音楽シーンを代表する選曲で、COMPLEX「BE MY BABY」からスタートし、モンゴル800「小さな恋のうた」からDJ OZMA「I RAVE U feat. DJ OZMA」の流れでフロアを盛り上げる。

次は、NAOと<A’>初参加のHAKUEIペア。焼酎を手に持ちながら登場したHAKUEIにフロアから大きな歓声が上がり、「久しぶりにNAOと飲みたくて」と仲の良さをうかがわせるHAKUEIのMCに、場内も和やかな雰囲気に。NAOがかけたHi-STANDARD「My First Kiss」では、イントロから会場を沸かせ、PENICILLIN「ロマンス」では、なんとHAKUEIが生で熱唱! この嬉しいサプライズには、フロアの外にいたオーディエンスも即座にフロアに戻り、会場は大盛況となった。また、HAKUEIとNAOがDJを終えた感想やHAKUEIの今後の活動などをおもしろおかしいトークの掛け合いでも観客を沸かせた。

その後、第3部にはヒゴヴィシャス・NAOペアが、そして第4部には田中知之(FPM)とカリスマスタイリストの坂崎タケシのペアが登壇。さすがDJが本業の田中のクールな音と、坂崎の爆笑MCでフロアは大いに盛り上がった。

最後には、<A’>第1弾と同様、当日まで極秘にされていたシークレット・ゲストとして、京都会館でのライヴ<GLAY HIGH COMMUNICATIONS TOUR 2011-2012 RED MOON & SILVER SUN>を終えたGLAYのHISASHIが登場。さらにヒートアップしたフロアに向けて、HISASHIはGLAY「everKrack」から始めセックス・ピストルズ「Anarchy In the U.K.」という選曲で、出演者全員がステージにあがって大盛り上がりの中、終演を迎えた。

翌2月19日(日)名古屋公演は、開催告知と同時にゲスト出演が発表になっていたINORAN効果か、開場前から入場待ちの列ができていた。

そしてオープニングは、前日の大阪同様、主催者であるNAOの挨拶からスタート。INORANが参加することになった経緯について「< A’>のことを飲み屋でINORANに話したら、賛同してくれて、今回参加してくれることになりました。今、(東京から)名古屋に向かってる…ハズ(笑)」と説明し、笑いを誘った。

この日の第1部は、roarの濱中三朗、PUERTA DEL SOLの平野智靖、ヒゴヴィシャスが担当。平野の東京スカパラダイスオーケストラfeat.奥田民生「美しく燃える森」や、Perfume「チョコレイト・ディスコ」でDJタイムが幕を開け、始めは硬かったフロアの雰囲気も、その後THE MAD CAPSULE MARKETS「G.M.J.P.」やBUCK-TICK「ICONOCLASM」がかかるとようやくDJイベントらしい盛り上がりを見せた。

第2部では、THE MAD CAPSULE MARKETS「SCARY」、BRAHMAN「BASIS」などで会場のテンションがますます上がったところで、突然NAOのアイドルタイムがスタート。「僕の趣味の曲をかけるので、全然ひいてもらって構わないです!なんならトイレに行ってくれてていいです!」という自虐的なMCに、会場から笑いがおきる。そしてももいろクローバーZやAKB48などでひとしきり盛り上がった後、ヒゴヴィシャスにバトンタッチ。ヒゴヴィシャスがシャネルズ「ハリケーン」をかけると自ら踊りだし、そこにNAOや濱中も参加。クールス「シンデレラ」では、ヒゴヴィシャスの踊りを見よう見まねで真似しながら、会場が一体となって踊りだした。

第3部は、名古屋同様に田中・坂崎ペア。特にSMAP「SHAKE」からのNIRVANA「Smells Like Teen Spirit」では会場のテンションは絶頂に達した。坂崎も「世界一カッコいいNIRVANAのremix」と大絶賛する田中の圧倒的なサウンドで、会場はボルテージは上がる一方。

そして、最後はINORANとNAOが締める。LUNA SEA「ROSIER」のイントロが流れると会場から歓声があがり、ついにINORANが登場。INORANとNAOがステージに並ぶと、約20年前に名古屋のテレビ番組の企画でボーリング大会に共演したときのことを振り返る、という和やかな登場だ。しかし、今回INORANが参加したのはそのボーリング大会のリベンジとして、因縁の地で、ボーリングではなくDJで再対決する、というバトルモードであることが説明された。その流れから、「この後ボーリングに行く!?」とNAOがふると、INORANも「明日の朝イチで行ってもいいよ!」と返し、仲の良さを見せたのだが。

そして始まったDJ対決は、INORANとNAOが交互に回していく。INORANはNAOの郷ひろみ「お嫁サンバ」で踊ったり、エアギターを披露したり、普段のステージとはひと味違うINORANの姿に、ファンからは歓声が上がっていた。

DJ中盤では、LUNA SEA feat.DJ KRUSH「Sweetest Coma Again」や、BY-SEXUAL「SO BAD BOY」など、二人とも自身のバンドの曲をセレクトし、会場はさらに盛り上がった。

そんな中、ラストにはINORANの「まだまだ盛り上がっていけるかー!?」のコールからLUNA SEA「TONIGHT」へ。そしてINORANがステージ前方へ出て、フロアは大パニック状態で、まるでライヴのような盛りあがりとなり「アンコール」が飛び出すほど会場はヒートアップした。

最後は、全出演者をNAOが改めて紹介。そして東名阪ツアーの最終公演となる3月14日(木)Shibuya duo MUSIC EXCHANGEについて話しが及び、同日にINORANが同じ建物の2階でライヴを行なうことから、「東京のイベントも必ず遊びに行きます」と宣言して会場を沸かせた。

その後、トークが打ち上げ話になると「INORANも朝までつきあってね」というNAOの要求に対し、「イヤだ!(笑)」と叫んで退場するINORANに場内は爆笑。そしてNAOの「これからも<A’>の活動を続けていくので、みんなで楽しんで募金して、日本を立て直していきましょう! 日本バンザイ!」という熱いメッセージでイベントの幕は閉じた。

<A’>は、2011年9月3日に16年ぶりに一日限定で復活したBY-SEXUALの東日本大震災復興チャリティLIVE<A>をきっかけに、復興支援の次なるステップとして、ライヴの発起人であるNAOが企画したチャリティDJイベント。NAOは今後長期にわたり、アーティストとして音楽を通じたチャリティ活動を行ないながら、様々な社会問題に取り組んでいくという。

東日本大震災復興支援チャリティーイベント
<NAO presents 『A’』 in TOKYO>
3月14日(水)Shibuya duo MUSIC EXCHANGE
OPEN 18:00 / START 18:30 (CLOSE 22:30)
出演DJ
NAO
田中知之(FPM)
ウエノコウジ(the HIATUS)
KYONO(WAGDUG FUTURISTIC UNITY)
ASAKI(AGE of PUNK,BUG)
ヒゴヴィシャス(RISK)
平野智靖(PUERTA DEL SOL)
and more
※他の出演者も決まり次第、NAOのtwitterやブログで発表

チケット料金: 前売 3,000円/当日 3,500円
※いずれもドリンク代別途500円、立ち見、整理番号あり
※当日券販売有りの場合は17:30から販売開始(OPEN 30分前)
●ぴあ http://t.pia.jp
0570-02-9999 [Pコード163-139]
●ローソン http://l-tike.com
Lコード70175
●イープラス http://eplus.jp
●duo会場予約受付
http://www.duomusicexchange.com/ticket/index.html
(問)Shibuya duo MUSIC EXCHANGE 03-5459-8716

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