井手綾香、高校の卒業式は実妹と在校生からサプライズ

18歳、高校生シンガーソングライターの井手綾香が、3月1日に自身の卒業式を迎えた。

式では、在校生代表が455名の卒業生への送辞に際し、井手綾香が生まれ育った宮崎の想いをつづった楽曲「HOME」の一節を引用。また、「卒業生退場！」という言葉に続き、彼女の代表曲「雲の向こう」のピアノ伴奏がスタートするという粋な計らいも。しかしそれだけではなく、なんと井手綾香の実妹（高校1年生）が同曲を歌って送るというサプライズが用意されていた。井手綾香は、忙しく駆け抜けた高校生活と音楽活動を支えてくれた友人、後輩、学校、家族からの大きなプレゼントに感動し、ともに卒業する友人たちと満面の笑顔で応えた。

これから、高校生から一人のアーティストとして未来への扉をひらく彼女は、3月21日に、綾瀬はるか・新垣結衣らが出演しているP＆G パンテーン 2012年春 TVCMイメージソング「ヒカリ」などを収録した2ndシングルをリリース。そして、想いを詰め込んだ記念すべき1stアルバム『atelier』（アトリエ）を4月25日に発売することも決定した。

「この先の未来へむかって、こうなりたい、ああなりたいっていう……自分自身が思い描く想いが、このアルバムの楽曲たちには強く込められていて。昨年3月にメジャーデビューできたけれど、自分の満足のいく演奏もライヴなんかでは全然できなくて……実は何度も、ふがいなさに泣いてしまって。いまの状況を自分自身の力で乗り越えない限りは自分が考えている未来なんて絶対に叶えられないと思いました。いま高校を卒業して、正直、不安でいっぱいですけど、どんな向かい風が吹いていても前に進んでいこう！ って思う。アルバムタイトルのatelier（アトリエ）はそんな今のわたしの作品たちを飾ってある部屋。ぜひその部屋を覗きにきてください！」── 井手綾香

1stアルバム『atelier』には、メジャーデビュー曲「雲の向こう」（ハイチオールCプラス CMソング）のアルバムバンドバージョンをはじめ、「きっと、ずっと」（NHKドラマ10『タイトロープの女』主題歌）、パンテーン TVCMソング「ヒカリ」、NHK宮崎復興ソング「輝く海」など全13曲を収録。初回限定盤には全9曲のミュージックビデオが収録されたDVDがセットになっている。

さらに、アルバムリリース後にはライヴツアーも決定している。


◆井手綾香 オフィシャルサイト