モンキーズ、内輪の葬儀に残るメンバーは出席しないかも

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亡きデイヴィー・ジョーンズのために計画されている一般葬儀が残されたモンキーズのメンバーがバンド仲間に別れを告げる場所になるかもしれない。

ジョーンズのスポークスパーソン、ヘレン・ケンシックは家族が2/29に彼が亡くなったフロリダで内輪の葬儀を予定していると語った。モンキーズのミッキー・ドレンツは彼とピーター・トークとマイク・ネスミスが葬儀に参加することは「内輪の埋葬」という彼らの願いに反することになるかもしれないとビルボードに語った。

「家族はメディアの大騒ぎを避けたいと思っていて、ごくごく内輪のごくごく私的なものにしたがっているんだ」とドレンツは言う。「僕たちの一人か二人でも出席したら、すぐさま家族が望むようなものではなくなってしまう。だから、僕は彼らの願いがなんであれ、それに沿うようにしたいと思ってるんだ」

ケンシックはニューヨークとイギリスで一般葬儀があると言っており、ドレンツはそこで残っているモンキーズのメンバーがまた一緒になることを望んでいるという。「彼は両方の国にファンや家族や仲間がいたからね。でもまだいろいろ計画を立てるには早すぎるよ。僕はいまだにショック状態なんだ」。公式なイベントの日程はまだ発表されていないが、家族は全米多発性硬化症協会への寄付を望んでいるという。

ジョーンズとドレンツとトークは2011年にモンキーズ45周年のツアーを行なった。全メンバーが最後に一緒にプレイしたのは1997年にイギリスで再結成アルバム『ジャスタス』をプロモートしたときだった。

「彼はすごくよく知られ、よく愛されたキャラであり人物だった」と1970年のバンドの最後のアルバム『チャンジズ』をデュオとして一緒に作ったジョーンズについてドレンツは言う。「多くの人がすごく悲しんでいる。モンキーズにはもちろんファンがいたけど、彼だけのファンもいた。彼の友だちのひとりでありモンキー・ビジネスの仲間だったと思われることが誇らしいよ。まるで兄弟をなくしたみたいだ」

ジョーンズの死後残る3人のメンバーは話をしたという。「ピーターはずいぶん前に癌の疑いがあったそうだ。全員ちょっとガタがきてるのさ。だけど、デイヴィーはいちばん若くて健康的だったのに…」

残るメンバーでモンキーズが復活することはなさそうだ。「もちろん僕たちが一緒にメモリアル・コンサートをやることも想像できなくはないけど、今のところ僕にはマンチェスターのカウボーイなしに何かが起きるとは思えないんだ」

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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