ザ・ローリング・ストーンズのトリビュート・ライブにスター集結

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ザ・スウェル・シーズンのグレン・ハンサードは、カーネギー・ホールで3/13に行なわれた『ミュージック・オブ・ザ・ローリング・ストーンズ』トリビュート・コンサートで「アンダー・マイ・サム」を演奏している途中で、そこにはいない作曲者に「これを書いたときいったいどんな心境だったんですか?」と尋ねた。

ちょっとしてから、彼は笑い声に応えた。「キースだったと思うんだけどね」

ニューヨークの有名なコンサート・ホールにはイタリアから西アフリカ、ノースカロライナに至るまで24近くのアーティストが出演し、ストーンズのヒット・コレクション『ホット・ロックス1964―1971』の中から21曲を取り上げた。イベントの収益は音楽教育の団体に寄付された。

トスカーナのスーパースター、ジョヴァノッティがTVオン・ザ・レディオと共に「ユー・キャント・オールウェイズ・ゲット・ホワット・ユー・ウォント」で幕を開けた。

続いて3人の女性が登場した。ロニー・スペクターが「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」、ピーチズが「ハート・オブ・ストーン」、ジュリエット・ルイスが「サティスファクション」を披露した。

ブラック・クロウズのリッチ・ロビンソンは「プレイ・ウィズ・ファイアー」を演奏した。マリアンヌ・フェイスフルはミックとキースがどのように「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」を彼女のために書いたかの物語を語った。彼女の声は47年前より深くなっていた。

ストーンズのメンバーのゲスト参加はなかったが、デヴィッド・ヨハンセンの登場に度肝を抜かれたファンは多かった。ニューヨーク・ドールズのフロントマンはますますミック・ジャガーそっくりで「ゲット・オフ・マイ・クラウド」を歌った。

スティーヴ・アールの「マザーズ・リトル・ヘルパー」、イアン・ハンターの「19THナーヴァス・ブレイクダウン」などを含む9曲のあと、ザ・マウンテン・ゴーツが「ペイント・イット・ブラック」をスタートさせるとショーはどんどん冒険的になっていった。

グレン・ハンサードは「アンダー・マイ・サム」と「グロリア」をマッシュアップして聞かせた。

アート・ガーファンクルが「ルビー・チューズデイ」を歌い、ジャクソン・ブラウンが「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥギャザー」で続いた。イギリスのサイケ・フォーク・ロッカー、ゴメスが「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」をプレイした。

西アフリカのアーティスト、アンジェリケ・キドジョが「ストリート・ファイティング・マン」を歌った。

リッキー・リー・ジョーンズは「シンパシー・フォー・ザ・デヴィル」で会場を盛り上げた。

タージ・マハールは「ホンキー・トンク・ウーマン」の荒っぽいバージョンを披露。

ロザンヌ・キャッシュはジョン・セバスチャンと共に「ギミー・シェルター」を取り上げた。

キャロライナ・チョコレート・ドロップスが「ミッドナイト・ランブラー」、ジャッキー・グリーンが「ブラウン・シュガー」を演奏した。

マーク・コーンにブラウンとキャッシュが参加して「ワイルド・ホーセス」を披露したのち、マリアンヌ・フェイスフルがボーナス曲として「シスター・モーフィン」を歌った。

最後はオールスターが登場して「タンブリング・ダイス」の大合唱となった。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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