KenKen、映画『モンスターズクラブ』でスクリーンデビュー

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瑛太が主演を務め、窪塚洋介、松田美由紀、國村準らそうそうたる俳優陣が登場する4月21日(土)に公開となる映画『モンスターズクラブ』に、RIZEやSPEEDER-Xなどで活躍し、「アクエリアス スパークリング・レモン(本田圭佑出演)」のCM音楽を担当したベーシストKenKenが出演、スクリーンデビューを飾っている。

◆『モンスターズクラブ』予告編

演技初挑戦のKenKenだったが、本作の監督である豊田利晃は「こんなにロックな男は今の日本に彼以外いない」と出演を熱烈オファーしたのが直接のきっかけだ。豊田監督が元BLANKY JET CITYの中村達也とバンドTWIN TAILの活動を行っていることもあり面識はあった両者だが、「あるとき、監督から飲みに誘われて、行ったら映画の出演オファーでした。撮影は右も左もわかんなくて、緊張していないフリをするのに必死でした(笑)」と語っている。

kenkenは瑛太演じる主人公の弟ケンタを演じているが、バイク事故で亡くなり、主人公の幻想の中の住人として現れるという難しい役どころでもある。本作への出演を決めた理由として、「兄(金子ノブアキ)が役者をやっているので、自分は安易に「やります」とは言えなかった。でも、そのオファーをもらう直前に友人が僕の役柄と同じバイク事故で亡くなっていて。これは「やれ」と言われている気がしたんです。」と、当時の心境を語っている。

「この作品にはいろいろなミラクルが重なって出演することができました。ぜひ一人でも多くの人に観てほしい」というKenKen。セリフを憶えるために音楽に乗せて憶えたというのが、根っからアーティストならではの彼らしいエピソードだ。

春にはソロアルバムのリリースを予定しており、5月11日下北沢GARDENを皮切りに始まるRIZEの全国ツアーなど、2012年も精力的に活動するが、ステージで見るKenKenとはまた違う俳優KenKenの姿をスクリーンで堪能してほしい。なお、『モンスターズクラブ』の挿入歌を務めるのは照井利幸である。


『モンスターズクラブ』
18年間、全米を震撼させつづけた天才数学者“ユナボマー”にインスパイアされた衝撃の物語。いかにして、男は爆弾魔になったのか。
見渡す限りの雪原の、真っ白な世界。人間がいない山奥でたったひとり生きる男。あらゆるものを捨て去り、飢えないために獣を殺し、食べ、眠り、むさぼるように読書し、ひたすら孤独と向う日々。社会と隔絶された場所での唯一の仕事…それは爆弾を作ってはあらゆる機関や企業に送りつけ、日本社会のシステムを壊すことだった。そして遂に最後の“偉業”を達成しようとしていた夜、ある出来事が起こる。その出来事は男の知られざる過去を暴き、運命を思いもよらぬ結末へと向かわせるのだった―。
監督・脚本:豊田利晃
出演:瑛太、窪塚洋介、KenKen、草刈麻有、ピュ~ぴる、松田美由紀、國村隼
エグゼクティブプロデューサー:小佐野 保、原田満生
プロデューサー:稲垣 護
撮影:重森豊太郎
照明:中須岳士
美術:杉本 亮
録音:志満順一
編集:坂東直哉
音楽監督:ZAK
挿入歌:照井利幸
衣裳:伊賀大介
ヘアメイク:徳田芳昌
製作:ギークピクチュアズ/ヌーヴェル(日本/2011年/72分/35mm/ドルビーSR)
2011年トロント国際映画祭正式出品作品
4月21日(土)、ユーロスペース他にてロードショー
配給:ファントム・フィルム
(C)GEEK PICTURES

◆KenKenオフィシャルサイト
◆RIZEオフィシャルサイト
◆『モンスターズクラブ』オフィシャルサイト
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