ジェイソン・ムラーズ、ライオネル・リッチーからNo.1の座を奪えるか?

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来週の全米アルバム・チャートは、先週に引き続きライオネル・リッチーが首位の座をキープするか、あるいはジェイソン・ムラーズが初登場No.1でリッチーからトップの座を奪取するか、熾烈な争いが続いている。またTOP 10入りに向けて、ロック・バンドのトレインとラッパーのフューチャーが堅調な歩みを見せている点にも注目だ。

ムラーズの『ラヴ・イズ・ア・フォー・レター・ワード』とリッチーの『タスキーギ』は、ともに今週のセールスが10万枚~11万枚で着地すると見られており、どちらがNo.1になるか予測が困難な状況が続いている。仮にムラーズが首位を獲得した場合、彼にとっては初の全米No.1アルバム誕生となる。ちなみにこれまでの最高位は、2008年のアルバム『ウィ・シング。ウィ・ダンス。ウィ・スティール・シングス。』の3位だった。

そして一方のリッチーは、先週129,000枚もの週間セールスをあげて4位から一気にNo.1を獲得しており、この熾烈なNo.1争いの結果は4/25(水)の朝の発表までもつれ込みそうだ。

また、初登場でTOP 10入りを果たしそうな注目株としては、トレインの『カリフォルニア 37』とラッパーのスタジオ・デビュー作『プルート』の2アルバムがある。

トレインの初週売り上げは7万枚ほどになると予測され、おそらく4位~5位あたりに落ち着くものとみられる。この読みが現実になれば、彼らにとって最高位でのチャート・インとなり、2001年の『ドロップ・オブ・ジュピター』と2003年の『マイ・プライベート・ネーション』の初登場6位という記録を塗り替える。ちなみ2009年の前作『セイヴ・ミー・サンフランシスコ』の発売初週売り上げは27,000枚で、チャート初登場17位と振るわなかった。

そして発売初週売り上げが3万枚~4万枚と予測されているラッパーのフューチャーは、2010年から数多くのミックステープをリリースしており、8曲ものヒット・シングルがHOT R&B/HIP-HOP SONGS CHARTにランク・インした実績を持ち、そのうちの2曲「ラックス」と「マジック」は、それぞれ6位と10位というTOP 10ヒットとなっている。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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