イギー・ポップ、新作でビートルズ、シナトラ、ピアフをカバー

彼にインスパイアを与えたという曲にはビートルズほか、セルジョ・ゲンズブール、エディット・ピアフ、コール・ポーター、フランク・シナトラ、そしてヨーコ・オノの作品が含まれている。
イギーは「心拍音のようなビートをきかせた現在の音楽を聴くのはエキサイティングだ。でも、ブルースが生まれる前にはべつのフォームのポピュラー・ソングがあった」「呼吸するようなタイミングで、もっと感情に訴えるフィーリングを持っていた。これらの表現方法は、ベルカントやシャンソン、プレーンソング、もしくは単に民謡として知られている。俺はずっとこういうフィーリングが好きだった。親密で、ときにちょっと悲しく、俺の頭を打ち砕こうなんてことはしないもの――。だから、自分でこういう曲を歌ってみたかった。俺がリスナーとして感じたこのフィーリングを、俺のボイスを通じ俺のリスナー達に伝えたい」と話している。
“ゴッドファザー・オブ・パンク”は一体どんなカヴァーを作り出したのか? 気になる収録曲は以下の通り。
「Et si tu n'existais pas」(ジョー・ダッサン)
「La Javanaise」(セルジュ・ゲンズブール)
「Everybody's Talkin'」(ハリー・ニルソン)
「I'm Going Away Smiling」(ヨーコ・オノ)
「La vie en Rose」(エディット・ピアフ)
「Les Passantes」(ジョルジュ・ブラッサンス)
「Syracuse」(アンリ・サルヴァドール)
「What Is This Thing Called Love?」(コール・ポーター)
「Michelle」(ザ・ビートルズ)
「Only the Lonely」(フランク・シナトラ)
『Apres』は5月9日にVente-privee.comからリリースされる。
Ako Suzuki, London
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