Line 6、James Tyler Variax向け次世代アコースティック楽器、POD HD向け新アンプを無償提供

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Line 6は、「James Tyler Variax」ギターと、「POD HD500」や「POD HD」、「POD HD Pro」マルチエフェクト・プロセッサーを対象とする無償ファームウェア・アップデート開始した。

ダウンロード提供が開始されたJames Tyler Variaxシリーズ向けのJTVファームウェアv1.8は、搭載されている5種類のアコースティック・モデルを次世代のものへとアップデートし、またPOD HD500やPOD HD Proマルチエフェクト・プロセッサーへ接続した際の機能を強化する。

Line 6が新たに開発した革新的なアコースティック・ギター・モデリング・テクノロジーを活用してアップデートされたモデルは、抜群の深みとディテールを実現。ギターボディのサウンドボードやトーンウッドを経由した弦振動のニュアンスまでもがキャプチャーされており、アコースティック・ギターの比類ない演奏体験を提供する。このアップデート版モデルはMartin D28やMartin D12-28、Martin 0-18, Guild 12弦、Gibson J200の各アコースティック・ギターをベースとしたものとなっている。

また、同様に無償ダウンロードの提供が開始された新しいPOD HD v2.0ファームウェア・アップデートでは、POD HD500やPOD HD、POD HD Proのサウンドパレットが劇的に拡張。その新機能には、伝説的なMarshall“Plexi”1959 Super Leadヘッドをベースとする新しいHDアンプ・モデル2種、著名なAmpeg B-15NF Portaflexをベースとする初のHDベース・アンプ・モデル(8種類のマイク・オプションも装備)、ビンテージなボイシングを特徴としてギターやベース、ボーカル・トラックをウォームなサウンドにできる真空管マイクプリアンプも含まれている。

この無償アップデートは、JTVギターとPOD HD500またはPOD HD Pro、Line 6 DTシリーズのブティック真空管アンプをダイレクト接続して“ドリーム・リグ”を構築した際に利用可能となるさまざまな新機能も搭載する。ギター・モデルやエフェクト、HDアンプ・モデル、アナログ真空管トポロジーなどアナログとデジタルの完全な再構成を、フットスイッチを踏むだけで実現可能だ。

ドリーム・リグの機能強化には、POD HD500やPOD HD ProのプリセットでJTVギターに搭載されるVariaxモデリングのオン/オフを切り替えられる機能も含まれる。マグネティック・ピックアップやギター・モデルのコントロールとそのコンビネーションをフットスイッチで実行可能。さらに、ギターのボリュームとトーンのノブでPODのアンプ・モデルやエフェクト・パラメーターもコントロールできるため、演奏表現にも新たな可能性が生まれる。オルタネート・チューニングもPOD HD500やPOD HD Proのプリセットに保存できるため、最大512種類のカスタム・ギター・チューニングを、フットスイッチで瞬時に呼び出せるのも注目だ。

POD HD500、POD HD、POD HD Pro向けの新しいファームウェアは現在、Line6.comで提供中。POD HD300、POD HD400向けのPOD HD v2.0ファームウェア・アップデートに関する情報は近日中にアナウンスされる。

◆James Tyler Variax向け次世代アコースティック楽器と POD HD向けの新たなアンプを無償提供
◆POD HD 製品詳細ページ
◆James Tyler Variax 製品詳細ページ
◆Line 6
◆BARKS 楽器チャンネル
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