スラッシュ「ロックの殿堂入りはオリジナル・メンバーでプレイしたかった」

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4月14日、フロントマン、アクセル・ローズ不在のもと、ロックの殿堂入りをしたガンズ・アンド・ローゼズ。スラッシュはファンと同様に、オリジナル・メンバー全員でのパフォーマンスを望んでいたという。

スラッシュはRollingstone.comにこう話した。「心の底では、オリジナル・メンバー全員がそろってパフォーマンスしたいって思っていた。希望的観測なんだろうってことはわかっていたけどね」

「それは無理そうだって判明したとき、“ちきしょう”って思ったよ。ガッカリした。でも、行くってことは約束してたし、アクセルも来ると思っていた。来ないって聞いたのは最後の最後だよ」

セレモニーで、バンドはアクセルの代わりにアルター・ブリッジのマイルズ・ケネディをフロントマンに迎えパフォーマンスしたが、これはダフ・マッケイガンのアイディアだったという。「ダフと誰が歌うのかって話をしてたとき――俺はダフとギルビー(・クラーク)が歌うんだと思ってたんだけど――ダフが“マイルズはどうだ?”って言い出したんだ。俺はそんなこと思いもつかなかった。で、マイルズに話したら、彼はそういう立場に置かれることを不安に思ってて、最初は断ってきた。でも最終的にやるって言ってくれたんだ」

前夜少しだけリハーサルし、本番に挑んだそうだ。

このままマイルズ・ケネディがヴェルヴェット・リヴォルヴァーに参加することはないのかとの質問には、「もともと、マイルズは2度候補に挙がってた。1度は2002年、次は2008年だ。最初のときは、彼にデモを送ったけど返事がなかった。2008年のときは、彼はアルター・ブリッジにいた。ヴェルヴェット・リヴォルヴァーでパフォーマンスしたら、彼のバンドを裏切ることになる。そういう誠実なところ、尊敬するよ。俺とプレイするだけならもうちょっと融通がきくけど、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーとなると、どちらかを選べってことになる」と答えた。

セレモニー3日前に出席を取り止めたアクセルは、その後、ロックの殿堂入りの実体や選ばれる基準がわからない、自分の決定をサポートしてくれたファンに感謝するとの声明を発表している。

Ako Suzuki, London
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