ビースティー・ボーイズのMCAの死にチャック・Dが涙のコメント

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今から25年ほど前、パブリック・エナミーは初のツアー敢行にあたってビースティー・ボーイズに助けられたという経緯があり、そのことをメンバー全員が決して忘れたことはないとチャック・Dが語った。

5/4(金)、ビースティー・ボーイズの“MCA”ことアダム・ヤウクの死を受けて、チャック・Dは「俺は昨晩、パブリック・エナミーの25年の歴史において80回目となるツアーをスタートするために、14時間かけてL.A.からオーストラリアのシドニーへ移動した。そして飛行機が現地へ着陸するなり、アダムの死を伝えるニュースが届いた」とコメントし、次のようなメッセージを続けて記した。

「アダムとビースティーのメンバーは、今からちょうど25年と79時間前、俺たちを招集して初のツアーを実現させてくれた。ビースティーは、まさにパブリック・エナミーの結成から今に至るまでの“真髄”ともいえる存在であり、特にアダムは当初から俺たちに信じられないほどのサポートをしてくれた。この前の“ロックの殿堂入り”の式典にも、俺を招いてくれたほどだ。俺は自分のことを強い男だと思っているし、父親からも“今後50年のあいだに、多くのものを失うことを覚悟しておけ”と教えられてきた。でも飛行機を降りた今、俺の目から涙は消えない。アダムことMCA、どうか安らかに眠ってくれ」。

金曜日に他界したMCAに対しては、ヒップホップ界の多くのスターたちからコメントが寄せられ、ビースティー初期のコラボレーターの1人だったレヴ・ランは、MTVを通じて次のような想い出を語った。

「数年前、俺はMTVの『ランズ・ハウス』の撮影に携わっていた連中何人かと、ブルックリンで行われたビースティーのショーに出掛けた。そして『ノー・スリープ・ティル・ブルックリン』の直前、俺はステージに出て行ってオーディエンスに手を振ったんだ。ビースティーとは何年にも渡って多くの仕事をしてきたし、彼らとの間に生まれた愛は永遠に生かし続けたいと願っている。俺から彼らに捧げたいものは、心からビースティーを愛していると伝えること、そして彼らがヒップホップ・カルチャーに与えてくれた影響力への感謝だ。彼らが作り上げたものは、まさに伝説なんだ」。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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