SEKAI NO OWARI、ZEPP TOUR 2012<Entertainment>大成功!Zepp Diver Cityの模様を公開

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SEKAI NO OWARIが5月7日から行っていた東名阪ツアー<ZEPP TOUR 2012 「Entertainment」>を5月15日Zepp Diver City(TOKYO)で千秋楽を迎えた。各地で大きな盛り上がりを見せたこのツアー。Zepp Diver City(TOKYO)での模様をお伝えしよう。

◆SEKAI NO OWARI@Zepp Diver City~拡大画像~

ファンタジーとナイトメアが拮抗しながらも共存し、しかもそれが絶妙のバランスでときに美しく融合し、ときに幸福な昇華を遂げていく。

SEKAI NO OWARIが自らのあるべき(ありたい、という願望ではなく)姿として抱いた壮大なテーマをそのままタイトルとして掲げ、それを見事に体現してみせたツアー<SEKAI NO OWARI ZEPP TOUR 2012 「Entertainment」>。進んでいくライブにおける時間だけではなく、その余韻にまで酔えた、約2時間。それは心の宝物のようなひとときだった。

ほんの数秒前までいた場所から、目も眩むような光に一瞬にして導かれた、セカオワ・ワールド。オープニングナンバーとして高らかに鳴り響いてきたのは「スターライトパレード」。影も闇も内包した楽曲だが、キラキラ度数高めのサウンドがメンバー4人の華やかな存在感との相乗効果により、音楽としてハピネスがすでに止まることを知らぬくらいふりまかれていく。そして続く「虹色の戦争」の疾走する色彩に、オーディエンスは一気にヒートアップ! 手段も手法も含めて、ロックではなく“ポップ”を選びとった彼らの精神と身体のつやとしなやかさは、この瞬間に一切の誤解が入り込む隙のない形で表現されていた。

背中合わせというよりはむしろ対峙している感の強い存在を謳った「天使と悪魔」からの4曲は、ライブの進行の流れではなく、それぞれの楽曲の立ち位置を明確に伝えることが優先された構成だろうか? スムーズに物事を運ぶところに立脚せず、細かくフックをつけていくことで大雑把な判断を回避する、といった意図があったかどうかはわからないが、個人的にはかなり興味深い構築の仕方。そして彼ららしい、とも思う。

深瀬のラップがつぶてのように胸に当たる「Love the warz」(未音源化)が起爆剤となった中盤戦は、メロディやサウンドのカラーに関わらず“メッセージ”がさらに浮き彫りになるアプローチが主軸。中島のソロ曲である「TONIGHT」のほのぼのさももちろんその一環だが、文字を映像に刻みつ続ける演出に背筋も震えた(これは総合演出を手がける藤崎彩織の発想の具現化か)「Never Ending World」は、間違いなくエースの切り札だった。また、深瀬には珍しく“答えのない”詩世界とジプシー音楽のようなサウンド、ストレンジな切り口を持った映像によって不思議なトリップ感に誘われた新曲「生物学的幻想曲」も、驚くべき鮮烈さを湛えていた。

侘寂漂う情緒的な、淡く色付けられているけれど透明感もある「花鳥風月」をしっとりと聴かせ、彼らの原点であり唯一無二のクリエイター/アーティストのチームであることを証明する礎でもある「幻の命」を披露し、ここからライブは一気にラストスパートへ。

本編ラストは、DJ LOVEのキャラクターもプレイも全開で炸裂する「青い太陽」。終末感が織り込まれた歌がこんなにもカラフルポップに響いてくる……楽曲の性質はわかっていても、やはりライブではそのミュージックスケープは更なる広がりをもって轟いてくるのだ。

そして、間髪入れずに沸き起こるアンコールに応えて歌い鳴らされたのは「眠り姫」。ドラマチックでダイナミック、セカオワ・ワールドの新たなフェイズの旗印となる、殊曲の名曲。大団円となる「インスタントラジオ」との組み合わせは“ダブル・アンカー”としての風格と貫禄を十二分に堪能させてくれた。

いや。この日起きた全てのことが、実はハイライト。大活躍のロボット・OMC-1の愛すべき声と動きも併せて、全てが。至福このうえない、エンタテインメント──ワクワクとドキドキが高揚し続けた音楽空間だった。

文●竹内美保
写真●上飯坂一

<セットリスト>
1 スターライトパレード
2 虹色の戦争
3 天使と悪魔
4 ファンタジー
5 不死鳥
6 死の魔法
7 Love the warz
8 世界平和
9 Never Ending World
10 TONIGHT(中島ソロ/アコースティックVer.)
11 白昼の夢
12 生物学的幻想曲
13 花鳥風月
14 幻の命
15 yume
16 青い太陽
ENCORE
EN-1 眠り姫
EN-2 インスタントラジオ

Major 3rd Single「眠り姫」
2012.5.30 Release
1.眠り姫
2.生物学的幻想曲
3.インスタントラジオ -2011.11.22 at 日本武道館-
<初回限定盤A>TFCC-89380 ¥1,890(tax in)
☆【CD+BOOK】
初回限定トールケース+ストーリー&フォトブック付きBOX仕様雑誌“MUSICA”連載/Vo.深瀬 慧作
ストーリー&新進気鋭のクリエイター“ファンタジスタ歌磨呂”氏とのコラボフォトブック
<初回限定盤B>TFCC-89381 ¥1,890(tax in)
☆【CD+DVD】
初回限定「眠り姫」MV収録DVD付き
<通常盤>TFCC-89382 ¥1,260(tax in)
☆【CD】
当たりが出たら“謎のDVD”プレゼント!スクラッチカード封入(初回生産分のみ)

◆SEKAI NO OWARI オフィシャルサイト
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