SUGIZO、「7DOORS~青ひげ公の城~」舞台音楽をプロデュース

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SUGIZOが出演した舞台「7DOORS~青ひげ公の城~」の同名オリジナルサウンドトラック(発売元:ゴーディ・エンタテインメント)が5月30日に発売される。収録された全14曲はすべて、SUGIZOが舞台のために書き下ろしたもの。アルバムのブックレットではSUGIZOが曲の説明をしているほか、舞台で共演した元宝塚トップスターの水夏希、演出・構成を手掛けた鈴木勝秀との談話も収められている。

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SUGIZOが舞台音楽を手がけたのは、コンテンポラリーダンス集団「H.ART CHAOS」の舞台「垂直の夢」、GACKTの初主演舞台「眠狂四郎無頼控」に続き3度目のこと。本作はハンガリーの作曲家ベラ・バルトークの唯一のオペラ作品「青髭」が原作で、子どものころからバルトークのファンだったというSUGIZOは「ぜひ、やりたい!」と快諾。廃墟のような城で暮らす青ひげ公爵を熱演した。

物語は暴食、肉欲、強欲、怠惰、憤怒、嫉妬、傲慢と、キリストの7つの大罪がテーマ。公爵が見初め、妻にと呼び寄せた羊飼いの娘・ユディット(水)は、城にある7つの扉の見たさに結婚を承諾し、婚礼の儀を前に城に隠された扉を次々と開き、罪と向き合っていく。

公爵の城を体現したようなギターのアルペジオと、公爵の心の叫びのようなバイオリンの音が印象的な「Duke」、ハンガリーの民族楽器・ツェンバロンの音がユディットの純粋さ、裏に秘めた過去にある闇を思わせる「Judith」、パイプオルガンの荘厳な音が、悲しみの中でささやかに光る輝きを感じさせた「Hymn」。SUGIZOが生み出す音楽は、演者が言葉で発していない思いを、観客に呼び起こさせる不思議な存在感を放っている。

SUGIZOは「演劇は文芸作品ではなく、音楽と同じ“時間芸術"。セリフの言葉としての意味よりも、全体のグルーブが大切で、それを感じることによって、見る側、演じる側に新たな物語が生まれる瞬間が劇的」と話している。

アルバムのジャケット写真は、青ひげ公とユリットが初めて出会った城の階段がモチーフ。扉の先をのぞきたいと焦がれたユリットの思いが重なり、またいまにも公爵が現れそうな張りつめた緊張を感じさせる。

文・舞台写真/西村綾乃

◆SUGIZOオフィシャルサイト
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