OBLIVION DUST、攻めのパフォーマンスでオーディエンスを圧倒

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4年ぶりのアルバム『9 Gates For Bipolar』を携えて4/14からスタートしたOBLIVION DUSTの全国ツアー<Static Sound Tour 2012>。その最終公演が5月20日赤坂BLITZにて行われた。

◆OBLIVION DUST画像

4月30日に行われたSHIBUYA-AX公演では、土屋アンナがサプライズ出演を果たし、今回はどんなライブになるだろうかと胸を高鳴らせていたが、公演前に突然の機材トラブルに見舞われるアクシデントがあり、およそ20分押しでスタート。しかし、そういったマイナス要素をパフォーマンスで圧倒し結果的に最高のライブアクトとなった。

1曲目はこれまでの公演どおりニュー・アルバムのエントランス的位置づけのダンス・ナンバー「Gateway」。鮮やかな照明とともに、会場は一気にダンスフロア状態に。次曲「Never Ending」では、ダンスフロアから一変してクラウドサーファーが続出し、早くもニュー・アルバムのテイストのひとつでもあるROCKとDANCEの二面性=Bipolarを見せつける。

その後も、さらなる高みを目指さそうとする彼らの貪欲で攻めのパフォーマンスは、曲を追うごと自分たちの限界を越すように、アクセル全開で駆け抜けていく。

「オブリとしては、お客さんが暴れてグチャグチャになって、ゾンビみたいにブサイクになるのが、一番幸せなので。だから、気にしないでブサイクになってください。」とKEN。アッパー・チューンの前フリかと思いきや、バラード・ナンバー「Baby It's All Good」で、一度深呼吸をするかのようにクールダウン。しかし、嵐の前の静けさだったようで、「Future womb」「Ghost That Bleeds」「HAZE」と骨太でエネルギッシュなサウンドを展開していった。

そして、最後のMCでKENは「重大ニュースがあります。あんまり細かいこと言えないのですけど、夏ごろにライブやります。さっき楽屋で決まったばかりなんだけどね。」とさらっとビッグニュースを公表。この日一番の歓声が響き、その熱が冷めやらぬなかで、アルバムのリード曲「Sail Away feat. 土屋アンナ」を披露した。4月30日に行われたSHIBUYA-AXでは、土屋アンナがサプライズで出演し、最高潮の盛り上がりを見せたダンス・チューンだ。曲中にKENが「今日はアンナはいないみたいです。だから今日は僕がやります!」と、まくしたてるようにアンナPartを歌い上げた。そして、ここから「Microchipped」「Designer Fetus」「Sink The God」とテンションが上がらざる得ない怒濤のキラーチューンで、ツアー・ファイナルという愁いを感じさせずに、トップスピードのまま<Static Sound Tour 2012>は終演を迎えた。

今回のツアーは、『9 Gates For Bipolar』の楽曲を中心に行われた内容だったが、これまでの楽曲も違和感なく溶け込み、むしろ初期の曲など時間がいくら経っても“OBLIVION DUSTの音”が普遍的であることを証明したものとなった。次の夏のライブはどのようなものになるのか、さらに期待をあおられる結果となった。

Photo by John Cheeseburger
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