北海道出身の4人組ビジュアル系バンド・LAYZis。この4人で活動をはじめて4年。現在は都内のライヴハウスを中心にライヴ活動を重ねている彼ら。3月には「REVIVE」、4月には「LOST」の2曲を配信限定デジタルシングルとしてリリース。5月23日には、その第三弾となる「GLOW」をリリースする。BARKS初登場となる彼らに、自己紹介も兼ねて、彼らのルーツや今回のデジタルシングル曲について話を聞くロング・インタビューをどうぞ。

◆LAYZis~拡大画像~

――自己紹介も兼ねて、それぞれのルーツを教えてもらえますか?


▲show (ショウ)
show(ショウ):最初はGLAYですね。最初に買ったCDもGLAYの『SPEED POP』っていうアルバムですね。ファンクラブも入ってたんですよ。高校に入ってからは文化祭でバンドをやるようになったんですけど、友達からCRAZEのCDを借りてハマって、オリジナルも混ぜつつ、コピーバンドをやってたんですよ。

――最初からヴォーカルだったんですか?

show:最初はギター担当だったんですけど、文化祭のときに誰がヴォーカルをやるのかって話になって、俺が「一番マシだから」という理由で、そこから唄うようになりました(笑)。

――次は誰行きますか?

隼佑(シュンスケ):じゃ、僕! 子供時代はゲームとか漫画一辺倒だったんですけど、中学校辺りからクラスメイトの影響もあってCDを聴くようになりました。僕が育ったのは北海道の田舎なので、入って来る情報がテレビしかないんですよ。だから最初はTRF、Mr.Childrenとか、J-POPが中心でしたね。そんな中、ミュージックステーションでLUNA SEAを観て、「うわっ!こんなロックバンドがいるんだ!」って。それまでお化粧をしているバンドと言えば、X JAPANは知ってたんですけど。でも、X JAPANは振り切っているイメージだったから、その時は聴いてなかったんですよね。LUNA SEAはキャッチーで入り込みやすかったし、全員がカッコ良くて。そこからバンドに興味を持ちはじめて、いろんなバンドを調べているうちに、同じ北海道出身のGLAYを知って。ラルク、SIAM SHADE、ジャンヌダルク、インディーズのCDをジャケ買いするとか。洋楽も聴くようになり、その後、遠回りしてX JAPANってカッコいいなって思うようになったという感じですね。


▲隼佑(シュンスケ)
――楽器を始めたのは?

隼佑:小学校6年生のときからですね。周りの環境も、近所のお兄ちゃんたちがバンドやったりしてて。高校に入ってSatoruとDAIに出会ってバンドを組んだんですよ。SatoruもLUNA SEAが好きだから、奏法的にもLAYZisにはその流れがあって、オクターヴ奏法が好きなんです。意識してやってないんですけど、自然に出るんですよね。

――ということは、SatoruくんのルーツもLUNA SEAなんですね。

Satoru(サトル):そうですね。でも始まりはTOKIOなんですよ。城島さんがギター弾いてるのを見て、「カッコいい!」と。でもTOKIOのスコアは売ってないんですよね。誰もTOKIOをコピーしたいって言ってくれなかったけど、高校のときにライヴでやったんですよ。その後、SEX MACHINEGUNSから洋楽にいって、スレイヤーとか聴くようにもなって。

――DAIくんは?

DAI(ダイ):最初はやっぱり流行の音楽を聴いてましたね。俺は高校に入って隼佑に会ってから楽器をはじめたんですよ。なんではじめたんだっけ?

隼佑:ベースがいなかったから、「ベース弾けば?」って俺が言って買わせたんだよ(笑)。


▲Satoru(サトル)
DAI:そうだった(笑)。みんなと同じようにGLAY、ラルク、SIAM SHADEを聴いて、洋楽に行って、モトリークルーのニッキー・シックスが好きでハマって。

隼佑:DAIは一番、音楽に詳しいんですよ。洋楽は一番聴いてるんじゃないかな。情報源ですね。

――隼佑くん、Satoruくん、DAIくんは高校からずっと一緒にバンドやってるんですね。

隼佑:Satoruは最初、別の友達とバンドをやってて、誘ったら断られたんですよ。そのあと、Satoruのバンドがうまく行ってないという話を聞いて、もう一回声をかけて。その時はドラムもいて、違うヴォーカルと5人で北海道から上京してきたんです。そうしたら、ドラムとヴォーカルがやめてしまって。そこにshowくんが現れて。

show:僕のサポートをやってくれてた人が北海道出身で、その人の紹介で知り合ったんですよ。

隼佑:最初、僕にshowくんのサポートをやってくれって言われて、音源をもらってたんですけど、自分のバンド以外で弾かないというポリシーがあったから、音源も聴いてなかったんです。でも、いざヴォーカルがいなくなったときに、ふと、showくんの音源に目が留り、聴いたらカッコいいし、好きな声だなぁと思って、連絡を取ったのが始まりですね。


▲DAI(ダイ)
――showくんはLAYZisのどこに惹かれました?

show:CDもらって聴いた感じは普通にカッコいいって感じでしたけど、前のヴォーカルが抜けるときのライヴを観に行って、すごくいいなぁと思って。

――で、もう4年なわけですね。3月から3ヶ月連続でデジタルシングルのリリースをしていますが。

隼佑:どの曲も際立っているという感覚が自分らの中ではあったので、それを一枚にCDにまとめるっていうのはまた以前と同じ流れになってしまうから、違うことをやりたいと思ったんですよね。じゃあ、配信のみにしてみようかなぁという考えからです。

――第一弾「REVIVE」はSatoruくんの曲ですね。

Satoru:聴く人にとっては、その人の解釈で聴いてほしいんですけど、この曲は、あるファンの子のことを曲にしたいと思って書いた曲なんですよ。ずっと僕らのライヴに来てくれていた子なんですけど、亡くなってしまって、その話を聞いたのがきっかけですね。

隼佑:Satoruくんの曲って、事実を元にしていたり、何かしら書くきっかけになることがあるものが多いよね。

Satoru:うん。だいたい誰かに書いてる。特に歌詞は。

show:最初に聴いた時、歌詞を見て、震災のことを思い出したんですよね。その後、Satoruくんから成り立ちを聞いたんですよ。


▲写真左より:「GLOW」「REVIVE」「LOST」

――第二弾の「LOST」は隼佑くんの曲ですね。イントロからグッと掴まれますね。
隼佑:それは狙いです。イントロ5秒くらいから、「好き!」と思わせたいと思ってました。僕はいつも鼻歌から作るんです。だから、イントロは最後につけるんですよ。イントロを作るのに一番時間がかかっているかも。

――最初にルーツを聞きましたが、隼佑くんの背景が見えますね。

隼佑:確かにルーツはすごく見えるかもしれない。この曲は勢いが勝負かなと。ライヴでも先月くらいからやりはじめてるんですけど、曲自体がせわしなく変化するので、すごく難しいんですよ。練習をたくさんしているぶん、自分のスキルが上がる曲ですね。

――第三弾の「GLOW」はバラードなんですね。すごく切ない曲ですが。これも隼佑くんの曲で。

隼佑:うん、切ないですね。綺麗なだけの歌詞にはしたくなくて、何かインパクトを持たせたかったんですよ。もうどうにでもしてくれっていう状態を、どうやったらうまく表現できるだろうって考えましたね。綺麗な恋愛バラードっていうよりは、ドロッとしたところも描きたいと思ったので。

――相手のズルさも見えてきますよね。

隼佑:はい。だけど、この主人公は、ズルいことをされても、それでも好きなんですよ。変な主従関係というのを築き上げたくて。曲自体は綺麗な感じで、王道のメロディでコード進行だったので、歌詞にそういう部分を出すことで、風変わりな雰囲気にしたかったんです。こういう恋愛でいいのか?と女の子に問いかけるという目線で書いたんですよね。

――ハードなものからこういうバラードまで、幅広く振り切りましたね。

隼佑:俺らが好きなバンドの影響は大きいですよね。どんな曲をやっても自分のバンドの色に仕上げるっていうのは目指したいところなんで。あと、ロックバンドがやるバラードって、スゲェカッコいいと思うんです。僕らの夢なんですけど、みんなが唄える曲を作りたいんです。この前、山手線に乗ったら、ベロンベロンに酔っぱらったお父さんがGLAYの「However」を熱唱していたんですよ。それを見ててジーンとして泣きそうになっちゃったんです。俺らもいつか、そうやって唄ってもらえるような曲を残していきたいですね。

取材・文●大橋美貴子

三ヶ月連続配信SINGLE 第三弾
「GLOW」
2012年5月23日配信開始
iTunes レコチョク music.jp 各主要配信サイトにて配信開始

三ヶ月連続配信SINGLE 第一弾
「REVIVE」
配信中
三ヶ月連続配信SINGLE 第二弾
「LOST」
配信中

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