なぜ人は「音」に感動するのか?「音・音・音。音聴く人々」発売

◆「音・音・音。音聴く人々」画像
5月29日に全国書店にて発売となったこの「音・音・音。音聴く人々」は、オーディオテクニカが自らの根幹でもある「音」に対し、真摯に向かう姿勢が出版物として形になったもの。音に対し、様々な角度からアプローチした書籍で、オーディオテクニカの商品を紹介するものでもなければ、アイテムレビューのようなものでもなく、ましてやカタログの類は一切記載されていない。要するに営業臭さは全くゼロで、音というものの本質に迫るべく、様々な立ち位置から音という物理現象が音楽となって人の心に届くさまをまとめ上げたものだ。
坂本龍一、渡辺香津美、村治佳織、鈴木雅明(指揮者)をはじめ、アラン・パーソンズなどのプロデューサーやエンジニア、更にはホールの音響設計者など様々な方面で音に携わる人々が登場し、「音」そして「音楽」について語っている。
また、聴覚の仕組み、音響設計、サウンドデザイン、録音と再生の歴史などもたっぷり紹介、人々を感動させる「音」のすべてを大解剖という盛りだくさんの一冊だ。
書籍「音・音・音。音聴く人々」
単行本:139ページ
出版社:幻冬舎
定価:1575円
●巻頭インタビュー:坂本龍一「音聴く人々」
●なぜ人は音楽に感動するのか:岩宮眞一郎
●音のプロフェッショナル:「音をつむぐ、音をつなぐ」渡辺香津美+村治佳織 対談
●音の探求の歴史:「音楽の素材としての音」 鈴木雅明
●音の記録の歴史 他
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