黒沢健一、最新作から過去作までハイレゾ音源でリリース

ツイート
黒沢健一の最新作『LIVE 2011 NEW DIRECTION』が、24bit/48kHzの高音質音源で配信限定リリースされた。

◆黒沢健一『LIVE 2011 NEW DIRECTION』拡大写真

1995年にリリースされた「Knockin' on your door」で、オリコンシングルチャート初登場第一位を獲得したL⇔RのVo&G、黒沢健一は、1997年のL⇔R活動休止以降はソロ活動を開始する一方で、ユニットやバンドに参加。また、アーティストへの楽曲提供やプロデュースを行うなど、多岐にわたる音楽活動を展開している。

『LIVE 2011 NEW DIRECTION』には、3年目を迎えた東京グローブ座公演(2011年12月開催)のアンコールを除く全曲が収録されている。トランペット、サックス、チェロ、ピアノの4人に、自身のアコースティック・ギターという一夜限りの編成で行われたこの日のライブは、L⇔Rのナンバーから新曲まで、バラエティに富んだ楽曲をこれまでにないアレンジで披露した。

そして、このシアターライヴならではのホールの響きや独特な質感が、24bit/48kHzのスタジオマスターで、よりリアルに再現される。

もともと、黒沢健一の作品のマスターファイルは全て24bit/48khzで制作されているが、CDとしてリリースする際には、CD規格の16bit/44.1khzにダウンサンプリングされることになる(24bitは16bitの256倍の分解能)。黒沢健一は「このフォーマットであれば、作り込んだ音をストレートに伝えられる」と確信。CDとはまた違うハイレゾ音源ならではの可能性を早くから見出し、自身で研究を続けてきたという。また、リマスターは黒沢健一が信頼をおく盟友エンジニアの永井はじめ氏が担当した。

なお、『LIVE 2011 NEW DIRECTION』に加えて、これまでのソロ4作品もスタジオマスタークオリティの24bit/48kHzリマスターを施してリリースされる。まず、1997年にソロとして活動を続けた黒沢健一が、独自のポップセンスを存分に発揮したオリジナルアルバム『Focus』、渋谷duo music exchangeで収録された初のライブアルバム『Live Without Electricity』、さらにはライヴ収録音源に重ねるかたちで、ギターやボーカルなどをダビング録音した実験的なスタジオワーク作品『V.S.G.P』、そしてその姉妹作品『V.S.G.P. Naked』だ。これら4作品も永井はじめ氏によるリマスタリングが施され、これまでCDでは聴くことのできなかった臨場感や空気感、本人こだわりの音色や質感を、そのまま聴くことが可能となっている。配信は、オンキヨーエンターテイメントテクノロジー株式会社が運営する高品質音楽配信サイト、e-onkyo musicにて、5月30日(水)よりスタートしている。

<配信限定リリース「LIVE2011 NEW DIRECTION」>
黒沢健一:Vocal, Acoustic Guitar / 遠山裕:Piano / 木幡光邦:Trumpet, Guitar / 米田裕也:Saxophone / 原口 梓:Cello
Mixed & Masterd by 永井はじめ
1.Maybe_inst
2.Round Wound
3.American Dream
4.Package
5.Rockn' Roll
6.Speak Easy
7.(A Place Where) Love Goes Withered
8.RED & BLUE
9.Sweet Wondering
10.Silencio
11.Wondering
12.バラード
13.方舟
14.LAY YOUR HANDS(新曲)
15.Love Love
16.Do we do
17.All I want is you

◆黒沢健一ハイレゾ配信特設ページ
◆黒沢健一オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報