エアロスミス、8年ぶり新作の内容をメンバーが語る

エアロスミスのニュー・アルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション』が、8月28日に全米でリリースされることになった。エアロスミスにとって8年ぶりのニュー・アルバムとなるが、ベーシストのトム・ハミルトンがその内容についてビルボードに語った。

「収録曲は14曲になるだろう。俺たちの長い歴史を反映するような、70年代リフいっぱいのロック・ナンバーから、ガール・ファンを喜ばせてきたメロディックなバラード曲まで、これまで培ってきたエアロスミスのエッセンスがすべて入っているよ」。

スティーヴン・タイラーとジョー・ペリーを中心にメンバー5人全員が作曲に携わっているが、ファースト・シングルの「レジェンダリー・チャイルド」はこれまでに書き留めてきた曲の1曲という。また、今回のサプライズはテンプテーションズの1975年ヒット・ナンバー「シェイキー・グランド」のカヴァーだ。ただ、「俺たちのはエタ・ジェームス版をベースにしているんだ」とトムは語る。なお、日本とヨーロッパ盤にはエクストラ・ソングが付くことになるそうだ。

チープ・トリックと共に＜グローヴァル・ウーミング・ツアー＞を、6月16日ミネアポリスでキック・オフする彼ら。もちろん、「レジェンダリー・チャイルド」はじめ新曲も数多く披露する予定だが、「長い間新しいマテリアルを送り出してこなかったけど、今回、エンジンのシリンダーすべてを爆発させ、俺たちのバンド・アイデンティティを証明するよ」と意気込みを語っている。

◆ニュース提供：ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル