レディオヘッド・ステージ崩壊続報

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野外ロック・コンサートで起った悲劇。レディオヘッド・コンサートの準備中にステージが崩壊、その続報と現場写真が届いた。

6月16日土曜午後4時、カナダ・トロントのダウンズヴュー・パークでの事故で1人が亡くなり3人がケガをしたが、初め亡くなったのはステージ制作スタッフと報じられていたものの、実際はレディオヘッドのドラム担当スタッフで、イギリス人のスコット・ジョンソン氏であることが判明した。レディオヘッドは「メンバー全員が、素晴らしい仲間で友達の突然の死にとても困惑している。彼は愛すべき人間で、前向きで協力的、とてもファニーな欠けがいのない仲間だった」とウェブサイトで悲しみを語っている。

現場写真を見ると、ステージの天井部分が大きく崩落。下で働いていたスタッフが犠牲になったと思われるが、足場に使われるようなパイプでアーチ状に作られた天井には数多くの照明器具が吊り下げられていた。ケガをした3人のうち1人は入院したものの、命に別条はないという。また、開演1時間前に起ったので観客は現場に1人もいなかった。

トロント警察並びに消防は原因究明に当たっており、ステージを作った業者や現場にいた人達から事情を聞いているが、判明するにはもう少し時間がかかりそうだ。また、事故の時、他にも数多くのスタッフがいたものの、崩壊する音で気付き難を逃れたという。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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