GReeeeN、初のファン感謝祭、メンバーはモーションキャプチャーと生電話で参加

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6月27日に4枚目のオリジナル・アルバム『歌うたいが歌うたいに来て 歌うたえと言うが 歌うたいが歌うたうだけ うたい切れば 歌うたうけれども 歌うたいだけ 歌うたい切れないから 歌うたわぬ!?』、“略して「歌」”を発売したGReeeeNが、発売日当日となる6月27日に、NHKホールで初のファン感謝祭<緑一色歌合戦>を開催した。

◆GReeeeN 画像

日頃の感謝の気持ちをファンに伝えたい、というメンバーの想いを形にしようと、今回のファン感謝祭の開催を計画。本人達は歯医者の仕事があるため、現場に行けないことを悔やんだが、企画次第でGReeeeNらしいユーモアに富んだイベントになると考え、まずは開催地を憧れの「紅白歌合戦」と同じ舞台であるNHKホールに決定。イベント名も<緑一色歌合戦>としたかったというメンバーの希望が採用されたそうだ。

そして、イベント内容が明かされぬまま発売されたチケットは完売、初めてファン3500人が一堂に会すこととなった。

イベントがスタートすると、ファンにはおなじみの所属レコード会社勤務の担当が扮するキャラクター「さしぶマン」が司会として登場。これまでにGReeeeNのテレビスポットに出演したり、宣伝活動をメンバーの代わりに行なうなどして馴染みのある二人の登場で会場が沸くと、まずはDJ KAYAによる、これまでのGReeeeNのシングルをメドレーにした映像と音楽のミックス・ショウで幕開け。

ヒット曲満載のメドレーにあわせて、ファンは緑のサイリウムを高くかざして盛り上がりを見せる。続いてはじまったのが「緑山大学センター試験」と題された、言わば GReeeeNをどれだけ知っているかを競うテスト・コーナー。会場の全員にマークシートが配られ、「GReeeeNのeが4つあるのはなぜか?」という初級問題から、「メンバーの身長の合計にあとどれだけ足せばスカイツリーと同じ高さになるか?」などの超難解問題まで、全8問の出題にファンからは笑いと歓声が上がった。

次の企画は「むちゃぶり緑一色歌合戦」という、GReeeeNの曲の大カラオケ大会。会場全員の席番号が入った抽選BOXから、自分の番号をひかれた人は必ずステージで歌うようにさしぶマンが促すと会場にはどよめきが。

そんな中、一番手にステージにあげられたのはペルー出身のセルヒオさん。どこかで見た顔に会場がざわめく中、「ミセナイナミダハ、きっといつか」のイントロが流れ出すと流暢な日本語で見事に歌い上げた。それもそのはず、セルヒオさんは先日、日本テレビ「のどじまん ザ!ワールド」でGReeeeNを歌い話題になった人物ということで、今日のトップバッターに抜擢されたのだった。

続いてステージに登場したのが、お笑い芸人のハロー植田。GReeeeNのイベントでありながら、持ちネタのB'zの歌で会話するというネタを繰り広げ、さらに今日はイベントにちなんで、GReeeeNの歌で切り返すというネタも披露するなど会場の笑いを誘った。

このあたりで、このコーナーが“仕込み”であることに気付き始めた会場はさらにヒートアップ。続いて登場したのは、ニコニコ動画でカリスマ的な人気を誇る歌い手、鋼兵とやまだん。今日のイベントはニコ動でも生中継されているだけあり、2人の登場にのべ20万人のニコ動ユーザーが大量の書き込みコメントをするなど盛り上がりを見せる。

続いて、お笑い芸人のスピードワゴン・小沢が登場。フジテレビ「お笑い芸人歌が下手な王座決定戦」に出場するほどの音痴であることが有名なだけあって、歌唱曲「キセキ」の見事な外しっぷりに会場は爆笑。

そして最後に登場したのは、GReeeeNとのコラボユニット、グッキーでの共演が縁で今回ゲスト出演を快諾したというベッキー♪♯。偶然にもGReeeeNと同日発売となった新曲「ヤルキスイッチ」に次いで、「せっかくだからGReeeeNさんと歌いたいな…」とベッキー♪♯が提案すると、まるでGReeeeNがステージにいるかのごとく現われたのが、彼らの姿形をすっかりそのまま再現したシルエット。姿形だけでなく動きも映像で再現できる最新技術・モーションキャプチャーでのGReeeeN初ライヴが実現した。

今まで一度も目にしたことのないGReeeeNに出会えたファンは大喜びで、そのままGReeeeNメンバー4人のモーションキャプチャーによるライヴ・ステージがスタート。

サウンドと光の演出によって実現した初ライヴは、シングル「オレンジ」のカップリング「ワイはワイワイでいいワイ~おまえワィ?~」から、NEWSに書き下ろした楽曲「weeeek」のセルフ・カヴァー、大ヒット曲「愛唄」、「キセキ」をはじめ、アルバムから「オレンジ」、「OH!!!!迷惑!!!!」、「ラブレター~恋文~」などを披露。

ラストの「every」では、生のライヴさながらのコール&レスポンスが行なわれるなど、本人不在でありながら見事な一体感を見せたライヴとなった。

その後、イベントは終了するかと思いきや、会場にはいきなり電話のコール音が鳴り響き、メンバーの声が聞こえると会場はざわめく。なんと、福島にいるメンバーからの生電話で、はじめて肉声でファンとのコミュニケーションを果たし「泣きそうになりました」とリーダーのHIDEは感極まり、また92は「今回は平日ど真ん中だったので、次回は土日にやりたい」と、今回の成功を噛みしめ次回開催への期待を語った。

その後、「緑山大学センター試験」の試験結果がメンバーから直接告げられたが、GReeeeNに全く関係のない問題などの面白問題も組み込まれていた為、なんと全問正解者がゼロ。次点の7問正解者は10人いたため、その中から抽選で決定した5名の席番号がメンバーから読み上げられ、クリスタルのトロフィーが贈呈された。

最後は出演したゲストたちもステージに並び、改めてファンとの絆を再認識するなか、前代未聞のイベントが終演した。

New Album
『歌うたいが歌うたいに来て 歌うたえと言うが 歌うたいが歌うたうだけうたい切れば 歌うたうけれども 歌うたいだけ 歌うたい切れないから 歌うたわぬ!?』
2012年6月27日発売
【友達一緒にパック】
UPCH-29081 ¥6900 (tax in)
(CD+DVD)×3+復習盤CD
【初回盤A】
UPCH-29083 ¥3900
CD+DVD+復習盤CD
【初回盤B/C】
UPCH-29084 /UPCH-29085 ¥3300
CD+DVD
【通常盤】
UPCH-20280 ¥2800(tax in)
CDのみ

◆GReeeeNオフィシャル・サイト
◆「Green boys project」特設サイト
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