河口恭吾が星出彰彦宇宙飛行士のミッションテーマソングを制作、イメージは“宇宙音頭”

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国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在ミッションのために、2012年7月15日にソユーズ宇宙船で出発する星出彰彦宇宙飛行士のミッション・テーマソングを、河口恭吾が制作したことが発表された。

◆河口恭吾 画像

7月11日(水)に宇宙航空研究開発機構(JAXA)東京事務所で行なわれた記者発表で、冒頭の挨拶に立ったJAXAの上野精一部長(JAXA有人宇宙環境利用ミッション本部 事業推進部部長)は、「JAXAの活動や宇宙での長期滞在ミッションについて、歌の力でより多くの人たちに関心を持ってもらいたい」と、河口に楽曲制作を依頼した理由を説明。

そして、日本初の試みとなる宇宙飛行士のミッション・テーマソング「ああ無重力、ココロがはずむ」を制作した河口恭吾は、宇宙をテーマに曲を書くのは初めてということで、インターネットや様々な本で宇宙について調べ、自身も宇宙に興味を持つようになったという。

そうして楽曲制作の際にいちばん共感したのは、星出宇宙飛行士が語った「誰もが宇宙に行ける時代が来る」という言葉だといい、「たくさんの人に、宇宙に興味を持つきっかけになればという想いで作りました。子供たちにも口ずさんで欲しいです」と抱負を語った。

また、7月15日の打ち上げに向けて、現在カザフスタンのバイコヌール宇宙基地で最終調整中の星出宇宙飛行士に向けて、河口は「ぜひ宇宙でこの曲を聴いて頂いて、感想を伺いたい」とメッセージを送った。

「ああ無重力、ココロがはずむ」は、ピアノやブルース・ハープをフィーチャーしたミ ディアム・テンポのブルース・ナンバー。<ロケットでひとっ飛び いつか誰もが 宇宙へ 行ける未来 ココロがはずむ><メダカの学校も今じゃ宇宙にあるから>など、親しみやすい言葉で綴られた希望に満ちた歌詞が印象的だ。ちなみに、河口本人曰く楽曲のイメージは「心がワクワクする感じを自分なりに表現した宇宙音頭(笑)、宇宙ソング・ジャズ風(笑)」だそうだ。

星出彰彦宇宙飛行士のミッション・テーマソング「ああ無重力、ココロがはずむ」は、8月8日(水)よりiTunesにて楽曲配信が、レコチョク、ドワンゴ、music.jpにて着うた(R)配信がスタートする。

なお、7月15日(日)のソユーズ打ち上げ、7月17日(火)の国際宇宙ステーションへの入室の様子は、インターネットなどでもライヴ中継されるのでぜひご覧いただきたい。詳しくはJAXAオフィシャル・サイト(http://www.jaxa.jp/)にてご確認を。

◆河口恭吾オフィシャル・サイト
◆JAXA
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