UVIから80年代に一世を風靡したあのデジタル楽器のサウンドを再現したソフト音源「DarkLight IIx」

ツイート
ハイ・リゾリューションは、仏UVI(ユーブイアイ/旧UltimateSoundBank)の音源シリーズUVI Soundcard(ユーブイアイサウンドカード)の新タイトル「DarkLight IIx」を発売した。

「DarkLight IIx(ダークライトIIx)」は、80年代に一世を風靡したコンピューターをベースにした超高級デジタル楽器をUVIの最新技術で、そのサウンドと思想を継承したソフトウェア音源。

当時100,000米ドルもするドリームマシーンは、Peter Gabriel、David Bowie、Michael Jackson、Kate Bush、Herbie Hancock、Jean Michel Jarre、Thomas Dolbyなど数多くの著名アーティストに重用され、その後のデジタル楽器のあり方を決定づけるほどのインパクトを与えた。UVIの開発チームは、このシーンに重大な軌跡を残したデジタルモンスターのサウンドと魅力の正確な再現に成功。Darklight IIxはその夢のサウンドを誰でも手に入る価格で実現した最初の音源となる。


▲ベース、ブラス、ストリングス、オーケストラヒットなど250以上の音色プリセットが用意され、多彩なシンセパラメーターでオリジナル音色も作成可能(画面左)。ステップシーケンサーを装備した80年代スタイルのビートボックスも装備(画面中)。この画面はUVI Workstationで立ち上げたもの。3基のスマートステップシーケンサーと3つのサウンドを設定できる3パートのフレーズプロセッサーも用意(画面右)。

単なる再現にとどまらず、UVIの開発チームはこの楽器を新たなレベルに引き上げている。マルチサンプリングと解析、先進的なオーディオ処理によるハイブリッド技術によって、オリジナルのデジタル・モンスター・マシンのサウンドとツールの特徴を捉えた音源を実現。オリジナル機のテイストを持ったサウンドと操作画面に、強力なアナログモデリングフィルター、LFO、エンベロープ、エフェクトなど、現代の音源で使用されている技術が融合されている。

Darklight IIxは、最新の技術によって、80年代当時、ミュージシャン憧れのコンピューターベースの楽器を自由に操ることができるソフトウェア音源になっているというわけだ。

DarkLight IIxは、UVI Soundcardシリーズ付属の音源プレーヤー“UVI Workstation 2”によって、ソフトウェア音源として使用できるほか、MOTU MachFive 3の拡張ライブラリーとしても使用可能。また、Ableton Live、DigitalPerformer、Logic、ProTools、Cubase、Sonarなどのプラグインとして利用可能だ。


<システム条件>
●Windows
・Windows XP(sp2) / Vista / 7(64bit対応)
・Core Duo以上のプロセッサー
●Mac
・OS X 10.5 / 10.6 /10,7(64bit対応)
・Intel プロセッサー
●共通条件
・UVI Workstation 2.0.6以上(または最新バージョンのMOTU MachFive 3)
・2GB以上のRAMメモリー
・1.3GB以上の空きHDD容量(NTFSまたはMac拡張フォーマット)
・DVDドライブ(製品インストールに必要)
・USBポートとiLok Smart Key(iLok2対応)
・インターネット環境とiLokアカウント(製品オーソライズに必要)
・VST/AU/RTASに対応したホストアプリケーション

◆UVI Soundcard #19 DarkLight IIx
価格:オープン(実勢価格 19,800円前後)
発売日:2012年7月7日

◆DarkLight IIx 製品詳細ページ
◆ハイ・リゾリューション
◆BARKS 楽器チャンネル
この記事をツイート

この記事の関連情報