J-WAVE<LIVE SUPERNOVA Vol.73>、石崎ひゅーい、住岡梨奈、蜜の個性が競演

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▲住岡梨奈
▲蜜
▲石崎ひゅーい
7月18日(水)SHIBUYA O-nestにて、J-WAVE「TOKYO REAL-EYES」のプロデュースによるライブイベント<LIVE SUPERNOVA>が開催された。「新しい音楽=SUPERNOVA(超新星)との出会い」をテーマに毎月実施されるオリジナルイベントだが、今回は、石崎ひゅーい、住岡梨奈、蜜の3組が登場、ユニークな個性がぶつかり合う一夜となった。

◆石崎ひゅーい、住岡梨奈、蜜画像

藤田琢己の<LIVE SUPERNOVA Vol.73>ライブレポート

7月18日水曜日、渋谷O-nestで、J-WAVE TOKYO REAL-EYESの番組主催無料招待ライブイベント、LIVE SUPERNOVAが行われた。毎回フレッシュなアーティストをいち早く見る事ができるイベントとして注目されているが、73回目の今回は、住岡梨奈、蜜、石崎ひゅーい、という3組が出演した。会場オープンから番組ナビゲーター藤田琢己がDJを担当し、トップバッターを呼び込む。

一番手に登場したのは札幌出身のシンガーソングライター住岡梨奈。アコースティックギターがやや大きく見えるほど華奢でかわいらしいイメージで、にこやかに会場に語りかけてライブがスタート。「テノリオン」(電子楽器)を操るミュージシャンがサポートしてのライブだった。細めだが清涼感のある独特で甘めな歌声と、会場から笑いが起こるユニークな語り口で会場の雰囲気が和やかにしていた。

転換DJを終え、2組目のアーティストを呼び込む。続いての登場は男女二人組のユニット、蜜。二人の息のあったハーモニーが会場に響き、ステージにひき付けられていくような空気感になった。一方で、曲の間奏などでお互いがアドリブで会話し合い、会場の笑いを誘って行くのが印象的だった。アッパーな定番曲では、会場とのコールアンドレスポンスをやるも、レスポンスできないほどのおもしろフレーズを繰り出し、会場の爆笑を受けていた。最後はしっとりと聴かせる歌で締め、緩急自在のパフォーマンス力を発揮していた。

恒例のプレゼントタイムで、3アーティストのサイン入りの番組オリジナルTシャツをプレゼントし、最後のアーティストを呼び込む。

今回のトリをとったのは、7月にデビューを控える石崎ひゅーい。バンドを従えてのパフォーマンスがスタート。「名前は本名」というのは本人のMCで話題にあがったが、ステージ上の振る舞いもまた個性的だった。歌い始めると「なんだかすべていいや!ってなってしまう」というパフォーマンスでは、ステージ狭しと動きまわり、マイクを思いっきり握りしめ、髪を振り乱し熱唱する。その姿に、会場は圧倒されている様子だった。最後にはお客さん全員で手拍子をし、アンコールも含めて熱のこもったパフォーマンスに答えていたようだった。

73回目も大盛況のうち終了。個性的でユニークなキャラクターがそろった今回だが、「シンガーソングライター」「男女ユニット」などという言葉では伝わらない、イメージの枠を超えるようなライブパフォーマンスに、あらためて百聞は一見にしかず、という言葉をかみしめた一夜だった。

文:J-WAVE TOKYO REAL-EYESナビゲーター 藤田琢己

<J-WAVE TOKYO REAL-EYES “LIVE SUPERNOVA Vol.73”>
2012年7月18日(水)
@SHIBUYA O-NEST
出演:住岡梨奈、蜜、石崎ひゅーい、
MC:藤田琢己
主催:J-WAVE

住岡梨奈
1.カフェオレ
2.追い風
3.1/2
4.feel you
5.ナガレボシ


1.涙ボロケーニャ
2.雨の中のキッス
3.バウムクーヘン
4.湊町パラダイス
5.踊りだせないLady
6.初恋かぷせる

石崎ひゅーい
1.ガールフレンド
2.シーベルト
3.人間図鑑
4.第三惑星交響曲
5.花瓶の花
En.ひまわり畑の夜

photo by 上飯坂一

◆J-WAVE「TOKYO REAL-EYES」サイト
◆住岡梨奈オフィシャルサイト
◆蜜オフィシャルサイト
◆石崎ひゅーいオフィシャルサイト
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