宮地商会M.I.D.、米Pelonis Soundのスピーカー・システム取り扱いを開始、Model 42&Model 42LF登場

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宮地商会M.I.D.は、米国Pelonis Sound(ペロニス・サウンド)社 のスピーカー・システムの取り扱いを開始した。

Chris Pelonisは全米トップランクのスタジオ・デザイナー。彼のデザインするスタジオ・ファシリティには多くの場合、彼自身がデザインしたモニター・スピーカー・システムがインストールされ、高い評価を得ている。Pelonis Soundスピーカーシステムは、そのノウハウを凝縮して、エンジニア、ミュージシャンの元へ信頼できるモニター・スピーカーを提供するために開発された。

今回国内投入されるのは、「Model 42」と「Model 42LF」の2モデル。「Model 42」は、PelonisチームによってハンドセレクトされたTannoy製の4インチ2way同軸ドライバー・ユニットを採用し、非常にユニークなひし形デザインが特徴となっている。コンパクトかつ高精細なフルレンジ・スピーカーとして、また、かつてのAuratoneやNS10Mのようにミックスの微妙なバランスや内部のコンストラクションを確認するためのプロフェッショナル・ツールとして、さまざまな用途でそのパフォーマンスを発揮する。特にヴォーカル帯域の響きの精度は一聴に値するとしている。

Lady GagaやBeyonceのプロデューサー、エンジニアとして有名な Tony Maserati氏はPelonis Sound Model 42だけでミックスを完結することもあるとのこと。ローエンドを補強する必要がある環境においては Model 42LFが完璧なクロスオーバーによる真のフルレンジ・サウンドを提供する。各モデルの概要は以下のとおり。

●Model 42

Pelonisシグネチャー・シリーズは正確なリスニングが可能なハイ・ファイ・モニターのシリーズ。既に高い評価を得ている最新モデル「Model 42」は原音再生をコンセプトとしたバイ・アンプ・システムで4つの100ワットアンプと最先端の96k DSPを1Uの外部デバイスに搭載。さらにシェルビング・オプション付き5バンド・パラメトリック・イコライザーで音質の調整が可能です。サブ・ウーファー・システム「Model 42LF」と併用することでフル・レンジの再生環境を構築できる。振動やエンクロージャーの帯磁、電源ケーブルがオーディオ・ケーブルと近接するなどの劣悪な環境では繊細で正確なサウンドが出せる訳がないとChrisは考えおり、個別に各ドライバーを駆動する複数の100Wアンプと、緻密にチューニングされたアクティブ・クロスオーバーを雰囲気のある外部ユニットに納めている。

●Model 42LF

「Model 42LF」は、200Wアンプ&USBインターフェイス内蔵8インチ・サブウーファー。「Model 42」専用のサブウーファー・システムとして開発されたモデル。両システムに同一のステレオ信号を入力することでフル・レンジのサウンドを正確に再現。「Model 42」フル・レンジ同軸ドライバーは約65Hzから下が緩やかに落ちるる特性を持つが、それに対し「Model 42LF」は約85Hzから下に向かって徐々に上がっていく特性を持つ。この65-85Hzがクロスオーバーすることでシームレスなエネルギー転送が可能になり、他のどのプロ用プレイバック・システムよりもナチュラルで正確なロー・エンドの再生が可能となる。「Model 42」のカットオフ周波数を変更したりすることなく「Model 42LF」をいつでもオン/オフできるのも利点の1つ。

◆Model 42
価格:オープン(市場予想価格 99,750円)
◆Model 42LF
価格:オープン(市場予想価格 89,250円)
発売日:2012年7月20日

◆Pelonis Sound 製品ラインナップページ
◆宮地商会 M.I.D.
◆BARKS 楽器チャンネル
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