[クロスビート特選ニュース] ディスコの全てを鷲掴み『THE DIG presents ディスコ』

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この5月にドナ・サマー、そしてビー・ジーズのロビン・ギブと、最大級のアイコン2人を相次いで失ったばかりのディスコ・ミュージック。ディスコというと、『サタデー・ナイト・フィーバー』が公開された1977年から1980年代にかけて日本でも大ブレイクし、夜な夜な踊りに通った40代以上の人も多いことだろう。

しかし、音楽としてのディスコはそのシンプルで力強い4つ打ちと下世話なまでに親しみやすいメロディやサウンドが様々なジャンルに取り入れられ、現在まで脈々と受け継がれている。ビート・クルセイダーズ(「IWANNA GO TO THE DISKO」)などのロック、ディスコに並々ならぬ愛情を見せるMISIA他R&B勢はもちろんのこと、モーニング娘。(「LOVEマシーン」「恋愛レボリューション21」他)からPerfume(「チョコレイト・ディスコ」「ワンルーム・ディスコ」他)まで、アイドル・シーンでも欠かせない要素となっている。つまり邦楽をメインに聴いている10代や20代の若者たちも、意識せずともディスコに触れたりはまったりしていること間違いなし、なのだ。

そんなディスコの発祥からアンダーグラウンドでの熟成、ブームに乗ってのブレイクまで、歴史を様々なエピソードも追いつつ俯瞰。ポップスやロックからブラジル音楽まで多くのジャンルに浸透し、ヒップホップやハウス、テクノとの融合を果たした現在に至るまで、長きに亘り大きな影響を与え続けてきた「ディスコ」の魅力とパワーの秘密に迫るのが、7月28日に発売された『THE DIG presents ディスコ』である。

キーワードは「ドナ・サマー」「ビー・ジーズ」「サタデー・ナイト・フィーバー」、そして「スタジオ54」「サルソウル・レーベル」「パラダイス・ガレージ」などなど。独自の発展を遂げた日本のディスコ現象も取り上げて、掲載ディスク紹介は450枚以上のメガ・ヴォリューム。これ一冊でディスコの全てを鷲掴みに出来る、音楽ファン必携のムックだと言える。チェキラ!

『THE DIG presents ディスコ』
監修:大久達朗
体裁:A5判/208ページ/並製
定価:1,575円(税込)
発売日:7月28日
“ディスコの女王”ドナ・サマー、映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のサントラで一世を風靡したビー・ジーズのロビン・ギブと、主要アクトが相次いで亡くなってしまった今、再びディスコに注目が集まっている。そんな中、好評のTHE DIGのブラック・ミュージック・シリーズに「ディスコ」にフォーカスした一冊が登場。ディスコ発祥からアンダーグラウンドでの熟成、ブームに乗ってのブレイクと歴史を追いつつ、ポップスやロックからブラジル音楽まで多くのジャンルに浸透し、ヒップホップやハウス、テクノとの融合を果たした現在まで、長きに亘り大きな影響を与え続けてきた「ディスコ」の魅力とパワーの秘密に迫る。キーワードは「ドナ・サマー」「ビー・ジーズ」「サタデー・ナイト・フィーバー」、そして「スタジオ54」「サルソウル・レーベル」「パラダイス・ガレージ」などなど。独自の発展を遂げた日本のディスコ現象も取り上げて、掲載ディスク紹介は450枚以上のメガ・ヴォリューム。

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