マドンナ、ナチ・マークの使用は意図してやったこと?

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マドンナがMDNAツアーで使用したビデオでの“ナチ・マーク”について、目的があってやったことだと明らかにした。ブラジリアンTVチャンネルを通じたBBC放送のインタービューで、「世界中で我慢できないことが起きているわ。ギリシャでも、またフランスでも、どこでも、移民の人たちをすべて国から追い出そうとする動きが活発化している」とマドンナは語った。

7月14日のフランス公演にて、先頃の大統領選で3位の得票数を獲得したフランス極右政党のマリーヌ・ルペン党首の額に、第2次世界大戦中ナチの象徴となり、白人至上主義者たちのシンボルともなっているナチ・マークをつけたビデオを流したのが、事の発端だ。さらにイギリスのエジンバラ公演では、マドンナはコロラド州オーロラで起った無差別銃乱射事件を受け、銃を持った彼女の映像を映し出してもいる。

マドンナは「アートは世の中で起っていることを追求し、何らかの社会的コメントを発しなくてはならないと思うの。もし、既成のアイデアを解剖し解体しないのなら、アーティストと呼ばれるのに値しないでしょ」とコメント。発信することの重要性を語った。"

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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