<真夏の夜のJAZZ in HAYAMA2012>で八代亜紀、JAZZアレンジの「舟唄」も披露

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▲ハクエイ・キム
▲青山テルマ
▲Crystal Kay
▲PONTA BOX
▲山中千尋
野外ジャズ・フェスティヴァル<真夏の夜のJAZZ in HAYAMA2012>が、7月27日(金)と28日(土)にわたって湘南の葉山マリーナにて開催され、ジャズ界の一流プレイヤーとスペシャルゲスト・ヴォーカリストとのコラボレーションによるプレミア・パフォーマンスが繰り広げられた。

◆<真夏の夜のJAZZ in HAYAMA2012>画像

イベント2日目にあたる28日も強い陽射しが照りつける天気に恵まれ、ステージはジャズピアニスト、ハクエイ・キムの「クアラルンプール」からスタート。「Saturday Jazz Night」のタイトルに相応しいピアノ演奏を披露した。

続いて2年連続の登場となる青山テルマがステージに登場、ジャズ・スタンダードの「マイ・フェイヴァリット・シングズ(My Favorite Things)」、ベッド・ミドラーのカヴァー「ローズ(The Rose)」を披露。その後Crystal Kayも「キャラヴァン(Caravan)」とハクエイ・キムがピアノ演奏でレコーディングに参加した「Superman」のピアノバージョンをパフォーマンス、葉山マリーナに彩りを添えた。

初日に続いての登場となったPONTA BOXは、この日スペシャルゲストヴォーカルとして八代亜紀を迎えてのパフォーマンスを繰り広げた。小学5年生の時に、父親が買ってきた米ポピュラー・ジャズ歌手ジュリー・ロンドンのレコードを聴いたことがきっかけで歌手を志したという八代亜紀は「ジャンゴ~フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(Django~Fly Me To The Moon)」で登場。「やっぱり(会場の雰囲気が)演歌とは違うわね。」とのMCに、会場からはひときわ大きな拍手と「亜紀ちゃーん」という歓声が送られた。続いて「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ(You'd be so nice To Come Home To)」をCrystal Kayとデュエット、歌手・八代亜紀の礎となったジャズナンバーを披露、会場を圧倒した。

ラストはスペシャルアレンジによる「舟唄」JAZZバージョンを披露。夕陽が落ちる葉山マリーナに響く歌声に会場全体が聴き入っていた。

<真夏の夜のJAZZ in HAYAMA2012>に出演するために当日の朝イタリアから帰国してきたという山中千尋は、ニューアルバム『ビコーズ』から、「インサイト・フォーサイト」などを披露しダイナミックな演奏で観客を魅了。その後ゲストヴォーカルの稲垣潤一を呼び、「ロングバージョン」「夜のストレンジャー」などを披露。葉山マリーナの夜景をバックに奏でられる素晴らしい演奏と、曲間の2人のやりとりのギャップに、感動と笑顔が会場一帯に咲き乱れた。
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