10万人熱狂<SMTOWN LIVE WORLD TOUR III in TOKYO>レポート

ツイート

S.M.ENTERTAINMENTの所属アーティストによるアジア最大規模の音楽フェスティバル、<SMTOWN LIVE WORLD TOUR>。3回目を迎える、このライヴの東京公演が8月4日(土)、5日(日)の2日間、計10万人の観客を集めて東京ドームで行なわれた。

◆<SMTOWN LIVE WORLD TOUR>画像

J-Minのパワフルな歌声で幕を開けたエンターテイメントショ―は、美しいハーモニーを聴かせてくれた天上智喜、f(x)の日本語初歌唱曲「Hot Summer」、抜群の歌唱力で会場を魅了したKANGTAと続いたあと、早くもSMTOWNライヴの特徴のひとつであるコラボレーションステージへ突入。

ヒップホップなナンバー「Like a G6」を歌いながらf(x)のAmber、SHINeeのKEY、EXOのKRISの3人がトロッコでアリーナを回り出すと、東京ドームは5万人の大歓声に包まれた。その熱狂は次のCHANGMIN(東方神起)&Kyuhyun(SUPER JUNIOR)の「Just The Way You Are」でさらに加速。Donghae、Eunhyukによるハイテンションなナンバー「Oppa,Oppa」では、5万人も2人と一緒に「Oppa,Oppa!」の大合唱。東京ドームが一気にヒートアップしたのだ。

ライヴ中盤にも行なわれたこのコラボステージでは、Ryeowook、Eunhyuk(SUPER JUNIOR)、CHEN(EXO)の3人が「Everything」をカバー。素晴らしい表現力でMISIAの名曲を歌い上げ、オ―ディエンスを魅了した。

その「Everything」に参加していたCHENが所属するEXOは、今年、韓国と中国でデビューしたばかりの新しいグループ。当然、SMTOWNライヴも初参戦となった。それだけにMCでは「緊張でドキドキしています」と初々しいコメントを発していたが、12人のメンバーで織りなすパフォーマンスは大迫力。日本のファンの心をしっかりとつかんだのが見て取れた。

もちろん、既に日本での地位を確立しているSHINee、少女時代、SUPER JUNIOR、東方神起、BoAに関しては言わずもがな。完璧なパフォーマンスの中にさり気なく香る少年っぽさでオ―ディエンスをドキドキさせたSHINee。キュートさとセクシーさの絶妙のバランスで女性からも絶大な支持を受けている少女時代。中毒性のあるメロディラインの楽曲と彼らにしか作り出せない独特の世界観で観る者全てを楽しませてくれるSUPER JUNIOR。そして、キレのあるダンスパフォーマンスとエモーショナルなボーカルで圧倒的な存在感を示した東方神起に、もはや貫禄さえ感じさせたBoAのステージ。それぞれのアーティストがそれぞれの個性を思う存分発揮し、5万人の目をくぎ付けにしていたのだ。

さらに嬉しいことに各アーティストは、新曲も披露。爆発するようなエネルギーを感じたSHINeeの「Sherlock」。次々と変わるダンスのフォーメーションとストーリー性の高い歌詞がインパクト十分な少女時代の「PAPARAZZI」。強いビートとポジティブな歌詞で、この夏の話題をさらった東方神起の「ANDROID」など既にリリースされている楽曲はもちろん、SUPER JUNIORが8月22日に発売される日本での4thシングル「Sexy,Free&Single」を一足早く歌い踊れば、BoAも韓国で2年ぶりに発表したアルバムから日本初公開となるメロディアスなリード曲「Only One」を熱唱してみせたのだ。しかも、その際には、なんとステージにダンサーとして東方神起のYUNHOが登場。他では決して観ることのできないスペシャルなこのコラボレートに客席から感激の声が上がったことは言うまでもない。

約4時間に及んだ熱いライヴの最後を締めくくったのは、SMTOWNのテーマ曲「光(Hope)」。“誰もがひとりじゃない、共に歩もう”と歌うこの楽曲で表現されているとおり、SMTOWNに集う人々はアーティスト、オ―ディエンスの区別なく全員がひとつのファミリーのよう。そんな一体感を音楽の力によって感じさせてくれた素晴らしいライヴだった。

取材・文●高橋栄理子
この記事をツイート

この記事の関連情報