<a-nation musicweek>4公演目はAAA、三浦大知ほかアジアを代表する男性アーティストたちの競演

ツイート

10日間にわたり渋谷の街全体で行なわれるタウンフェス<a-nation musicweek Charge Go! ウイダーinゼリー>。多彩なデイリーテーマでライヴが展開される国立代々木競技場第一体育館の4公演目は、アジア各国を代表する“ニューエイジ”な男性を中心としたアーティストが集結した「Asia Progress M」。

◆<a-nation musicweek> Asia Progress M 画像

8月9日に開催されたこの公演のオフィシャルレポートが届いたので紹介しよう。

  ◆  ◆  ◆

今回のオープニングアクトを努めたのは、新時代のアジアの音楽シーンを担う新鋭2組。韓国からは“KARAの弟分”とも称され注目度急上昇中のA-JAX、台湾からはメンバー全員の身長が180cmを超える彼らならではのダイナミックなパフォーマンスが印象的な4everが登場。それに続いて、本編の先陣を切るトップバッター・DA PUMPは、「Thunder Party」を皮切りに「if」など名曲連発のメドレー形式のセットリストをノンストップで疾走!そして、メンバー紹介ではISSA、ダンス世界大会「EURO BATTLE」で2年連続優勝を果たしたKENZOなど、アクロバチックなアクションで宙を舞う総勢8人のパフォーマンスに大歓声が沸き起こった。

“Asia Progress”と銘打たれたタイトルどおり、アジア各国から集結した個性豊かなアーティスト達が次々とステージを華やかに飾る。韓国からは、“チワワ系”というキャッチフレーズで人気を集める5人組・SHU-Iが登場。「今日、このステージで骨をうずめるぐらい頑張りたいと思います!」(ジンソク)。日本を拠点にした活動を展開する彼ららしく巧みな日本語のMCを織り交ぜながら、7月25日に発売された1stアルバム『NEXTAGE』収録曲「ハジマリソング」などで明るさたっぷりのステージを見せ、台湾のトップアイドルグループ“飛輪海(フェイルンハイ)”の最年少メンバー・AARONがこの日はソロ・アーティストとして登場。「こんなに素敵なステージで皆さんと会えてとっても嬉しいです!」とa-nation初登場に感激の表情を浮かべ、スモークが勢いよく吹き上がる中で披露した「Treasure」などで日本のファンを魅了した。

日本勢では、宮田慧と多田和也から成るユニットBREATHEは、2010年に開催された“EXILE Presents Vocal Battle Audition 2~夢を持った若者たちへ~」のファイナリストにふさわしい美しいボーカル・ハーモニーを披露。そしてDEEPも、「せっかくの素敵な夜なんでアカペラをプレゼントします」と、「Night for you」を4人の生の声のみで見事に歌い上げる。さらに三浦大知は、ステージに姿を現すやいなや「a-nation盛り上がってますか!」といきなり会場を熱く煽る。そのパフォーマンスは、今年5月に自身初の日本武道館公演を大成功させたのも頷けるスケール感! ハンドマイクを手に、激しく、かと思えばなめらかな動きを見せながら歌い、そして会場を盛り上げるなど何役ものパートを一人で展開する八面六臂の活躍で圧巻のステージを見せた。

ライヴ後半戦は、韓国からU-KISSが登場。レーザー光線が飛び交うどハデな舞台で「Forbidden Love」などを披露し、甘いメロディを歌い上げながら腰を揺らす艶かしいパフォーマンスに女性ファンの黄色い歓声を一身に浴びる。「avexの先輩の皆さんと一緒にこんなに大きなステージに立つことができて本当に光栄です!」(ドンホ)と、日本デビューを果たして1年の彼ららしい初々しい表情を浮かべながらも、9月5日に初の日本武道館公演を開催することを発表し、今後のさらなる活躍に期待が高まるステージを見せた。

そんな豪華競演が実現した「Asia Progress M」のトリを努めたのはAAA。頭上で激しく火花が散った強烈なインパクトの「STILL LOVE YOU」を皮切りに、メンバー全員で舞台を走り「これがラストだぜ! 全員でアガッていこうぜ!」(日高光啓)と会場全体を盛り上げる。そして、「SUNSHINE」~「No End Summer」~「Summer Revolution」の“夏曲”メドレーも披露し、「皆さん好きなアーティストさんがいると思いますが、今日は今日しかありません! 一緒に思い出を作りましょう!」(西島隆弘)と、ラストナンバー「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」を歌いながら高らかに叫ぶ。「Asia Progress M」記念すべき第一回目は、アジア各国のアーティストとそのファンの国籍の壁を取り払い、大きな一体感で包み込むピースフルな雰囲気のまま幕を閉じた。

◆a-nation オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス