オリンピック閉会式には誰が登場?“世界最高のアフター・パーティ”を予測
ロンドン・オリンピックも終盤を向かえ、閉会式ではどんなアーティストが出演するのか、音楽専門紙だけでなくBBCからガーディアン紙、大衆紙まで、イギリスすべてのメディアでの関心事のひとつとなっている。
報道や各紙予想のなかでまず名前が挙がっているのがケイト・ブッシュ。これに続くのはミューズ、ジョージ・マイケル、ザ・フー、そして再復活するスパイス・ガールズだ。また、人気オーディション番組『X・ファクター』出身のワン・ダイレクションほかニュー・カマーたちでは、ビーディ・アイやエド・シーランの名も挙がっている。
一方、マッドネスやペット・ショップ・ボーイズ、さらに再びポール・マッカートニーが参加し、開会式とは違ったビートルズのヒット曲を歌うことになっているとの情報もある。また、参加して欲しいアーティストのリストには、キンクスのレイ・デイヴィスやアデル、ポール・ウェラー、クイーン、そして50周年を迎えているザ・ローリング・ストーンズの名があり、ミック・ジャガーの“アロー・ロンドン”と叫ぶ声を再び聞きたいという要望もある。
開会式と同様、主催者サイドの口は堅い。しかしながら、すでに北京大会を抜く金メダルの数を上げている英国チームの活躍で大いに盛り上がっているだけに、文化的で音楽満載のセレモニーになることが予測される。閉会式の音楽監督デヴィッド・アーノルドがガーディアン紙に語ったところによると、閉会式はデザイン、ファッション、アート、詩、ポピュラー・ミュージック、とイギリスらしさを採り入れたものになるという。また、“ア・シンフォニー・オブ・ブリティッシュ・ミュージック”の名の下、音楽は大きな要素ともなり、4100名のパフォーマーが出演する閉会式を「世界最高のアフター・パーティにしたい」としている。
なお、ハイド・パークでも8月12日にヘッドライナーのブラーや、ニュー・オーダー、ザ・スペシャルズが出演し、クロージング・コンサートが行なわれる。
◆ニュース提供:ビルボード
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