20年来の視聴率低下に悩むCNNネットワークは、先日メタル・バンド、ヘイトブリードから猛抗議を受けた。

ことの発端は、先頃ウィスコンシン州オーク・クリークで起こった銃乱射事件に関連しており、事件を起こした41歳のウェイド・ページがスキンヘッドの白人至上主義者で、これまでエンド・アパシーやデフィニット・ヘイトなどのホワイト・パワー・バンドに属していたことが判明。CNNでは事件分析で、執筆者ロニー・ナサティールが作成した“嫌悪や暴力を感じさせるバンド名のリスト”を載せたが、その中にアグラヴェイテッド・アサルト、アングリー・アリアンズ、アタック、デフィニット・ヘイト、ファイナル・ソルーション、フォース・フェッド・ヘイト、フューエルド・バイ・ヘイト、ヘイト・クライム、ジョー・スローター、ホワイト・テラー、そしてヘイトブリードの名が入っていたのだ。

これを知ったヘイトブリードのメンバー5人は激怒。バンド名に関わらず、彼らは2006年のアルバム『スープレマシー』でメタル・コア・バンドとして“我々の音楽は世界中の人種をつなげるものだ”と強調しており、CNNによる指摘はまったく当てはまらないと抗議した。さらにツイッターで「CNNは信用を失ったぜ。ロニー・ナサティールみたいなライターは、今のメディアが冗談と見られている理由そのものだ。CNNは直ぐさまリストから名前を削除し、間違いを訂正して謝るべきだ」と主張。同時に、ファンにはリアクションがあるまで冷静でいるよう促した。

なお、ヘイトブリードが抗議した30分後、CNNは入れ間違いを認めて「先に掲載したヘイトブリードの名が載っていたホワイト・パワー・バンドのリストは誤りであり、彼らは“ハードコア・メタル”バンドです」とリストから削除し、謝罪した。しかし、ファンの一部は怒りが収まらず、訴えるべきだという声が挙がっている。

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