山崎あおい【インタビュー】ナチュラルに紡がれた思春期に渦巻く女の子の感情

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2009年、16歳のときに<The 3rd Music Revolution>でグランプリと特別審査員賞のダブル受賞を果たした山崎あおい。地元・札幌での活動を経て、アルバム『ツナガル』で8月22日にメジャーデビューを果たす。彼女と同世代のリスナーからは共感を得て、年上のリスナーにはノスタルジックな感情を思い起こさせる。思春期に渦巻く感情をありのまま歌詞に乗せるのが彼女のスタイル。彼女の素顔をインタビューで探る。

◆山崎あおい『ツナガル』~拡大画像~

――中学、高校は体育会系の部活だったんですよね?

山崎あおい(以下、山崎):はい。テニス部でした。高校の途中から軽音部ですけど。

――かたや家に帰るとギターを習っていた。

山崎:そうですね。中1の時にギターを弾きはじめて。部活もやりつつ音楽もやるという感じでしたね。

――ギターをはじめたきっかけは?

山崎:小学校6年生のときに近所に楽器屋さんで、別にそんなに興味はなかったんですけど、なんか「カッコいいなぁ」と思ったんですよね。お母さんも昔ギターをやってたので、薦められたりもして。買ったはいいけど、ぜんぜん触ってなかったんですよ。でも、YUIさんが出ていた『タイヨウのうた』という映画を観て、憧れて、練習するようになりました。

――曲作りも14歳ではじめたんですよね。

山崎:はい。最初はぜんぜんわからなかったから、とりあえず作ってみてっていう感じでしたけどね。自分でも変な曲ってわかってたから(笑)。それが悔しくて何曲も何曲も作ってという感じで、すごいペースで作ってたら曲になっていったっていう感じですね。その頃はYUIさんしか聴いていないし、YUIさんにモロに影響を受けていたので、思春期の痛みを唄った曲ばかりでしたね。

――あおいちゃんの高校は進学校だし、勉強も頑張らなきゃいけないし、音楽も真剣にやるようになって、忙しい学生生活だったんじゃないですか?

山崎:勉強はあんまり頑張ってなかったんですけどね(笑)。

――学校ではどんな立ち位置でした?

山崎:うるさい奴(笑)。授業中は静かなんですけど、すぐに調子に乗る。中学でも高校でもいじられキャラだったんです。お洒落でもないし、男みたいな歩き方をしたり、肩幅も広いので“ガンダム”って呼ばれたりして。

――それにしては恋愛系の曲を聴くとすごく可愛らしいですよ。

山崎:曲を聴いた友達からは“中身だけは乙女だよね”って言われるんです(笑)。曲に書いていることのほうが意外な一面って感じらしいです。

――テニスも音楽も同時進行だったのに、音楽に気持ちが傾いたのはどうして?

山崎:最初は部活ばっかりで、音楽は本当に家の中だけでの趣味程度だったんです。でも中学校3年生のときに部活を引退して、<Music Revolution>っていうオーディションに出たんです。全国大会までは行けませんでしたが、ちょっとは勝ち進むことができて。これは自分でも音楽の道に進めるかもしれない、頑張ってみようって思ったんですよ。その時すでに、気持ちは完全に音楽にあったので。

――オーディションに出演したときのことを聞かせてもらえますか?

山崎:書類選考も何もなく、いきなりライヴ審査だったんですよ。デビューアルバム『ツナガル』にも収録されている「秒速50メートル」という曲を演奏したんですが、その瞬間が生まれて初めて自分で作った曲が私以外の人に聴かれるという瞬間で。すごい緊張してガクガク震えましたね。

――翌年、同じオーディションでグランプリを受賞したわけですが。

山崎:はい。たくさん曲を書き溜めて、ライヴもたくさんやって、自分でも成長していなきゃいけないって感じがしましたね。一回目に出たときも全道大会までは行けたから、それ以上を目指さなきゃと思って、誰にかけられてるわけでもなく、自分の中でのプレッシャーがありましたね。その時は「ユメノナカ」を唄ったんです。

――結果を出せたときはどんな気持ちでした?

山崎:実感がありませんでしたね。今もまだ実感はないんですけど。当時も、インタビューでは“徐々に実感が湧いて来ると思います”って答えていたんですが、結果的にここまで実感は特にないんですよね(笑)。

――でも、デビューアルバムもできてますよ(笑)。

山崎:はい(笑)。確かに、そのオーディションは大きな分岐点だと思うんですが、私のなかではそこまで大きな行事ではなかったという気がします。逆に、そのあとのテレビ出演とか、CM用に曲を書き下ろしたりとかのほうが私の中では大きな出来事だった。

◆インタビュー続き
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