浜崎あゆみに東方神起…<a-nation stadium fes.>東京公演08.25&08.26オフィシャルレポート
11年目を迎え、これまでにない新たな進化を遂げたa-nation。8月3日から12日まで渋谷を舞台にして開催され、総動員数30万人を記録したタウンフェス「musicweek」に続き、8月18、19日・長居スタジアム(大阪)と25、26日・味の素スタジアム(東京)では日替わりのヘッドライナーが華やかな競演を繰り広げる「stadium fes.」が開催された。
◆<a-nation stadium fes.>東京公演 画像(浜崎あゆみ、東方神起、SUPER JUNIOR、BIGBANGほか)
最終日となった8月26日の模様はすでにお伝えしたとおりだが、8月25日、26日両日のオフィシャルレポートが届いたので、あらためてお届けしよう。
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■ 8月25日
「stadium fes.」東京公演の初日、25日のトップバッターを務めたのはピンクのキュートな衣装を身にまとい、王冠をかぶって登場したhitomi。テンションの高いバンドサウンドに乗せ「SAMURAI DRIVE」や「LOVE2000」といったポジティブなメッセージを放つ楽曲で豪華なフェスの開幕を華々しく飾った。続くmoumoonはボーカルYUKAの透明感のある歌声と洋楽テイストの洗練されたサウンドですべての人を魅了。中でも、まぶしい陽射しの中で歌われた大ヒット曲「Sunshine Girl」では会場を心地よい空気で満たしてくれた。
おむすびの歌「きゅっころりん」を歌ったシークレットゲストの石塚英彦がほんわかした雰囲気を描き出した後は一転、Do As Infinityが熱いロックナンバーをかき鳴らす。まさにこの日の天候とマッチした「本日ハ晴天ナリ」など、ライヴバンドとしての本領を発揮した堂々のパフォーマンスを叩きつけた。共感を呼ぶラブソングをはじめ、緩急をつけたキラーチューンの数々を披露したのは名古屋出身の人気ユニット、ソナーポケット。年代別にコール&レスポンスを行うなど、親しみを込めて観客たちとコミュニケーションを取っていくことで会場には無数の笑顔が溢れた心地よい一体感が生まれていた。
陽が暮れ始めた中、熱狂的な歓声に包まれて迎え入れられたのは湘南乃風。「はやくも一番盛り上がるときが来たぞ!」という言葉を合図に、しょっぱなから大ヒットナンバー「睡蓮花」を投下。タオルをブンブン振り回し、そのハジけたテンションのままライヴは一気に疾走していく。後半、青く光るうちわが客席を埋め尽くす中、しっとりと、だがエモーショナルに歌われたバラード「純愛歌」では、感動的な大合唱が巻き起こった。
荘厳な雰囲気のオープニング映像で早くも割れんばかりの歓声が鳴り響いたのは韓国の人気グループ、SUPER JUNIOR。10人のメンバーがステージ上に広がって繰り出す鉄板のフォーメーションダンスとスキルフルなボーカルが絡み合い、唯一無二なエンターテインメントを描き出していく。「Mr.Simple」や「Sorry,Sorry」、最新シングル曲「Sexy,Free&Single」などヒット曲を網羅する内容に、オーディエンスはハンズアップで応戦し、スタジアムは一体となって大きく揺れていた。
続いて登場した三代目J Soul Brothersもまた、スキルフルな歌とダンスで会場を熱くロックした。強靭なビートで体を突き動かす楽曲中心の構成だったが、その中に盛り込まれた切ないバラード「花火」で聴かせた文学的な世界観が強く印象に残った。それはグループとしての可能性の幅をしっかりと提示していたように思う。DOBERMAN INCをゲストに迎えたラストナンバー「FIGHTERS」では、再びテンションの高いパフォーマンスを繰り出し、最高の盛り上がりを創り上げてみせた。
そして、この日のラストを飾ったのは圧倒的な人気を見せつけた東方神起。生バンドを従えたサウンドの上で、ユンホとチャンミンの2人が見せる最強のパフォーマンスに、観客たちは熱狂しながら大歓声を飛ばし続ける。後半では2人が別れてトロッコに乗り込み、アリーナを1周しながら「ウィーアー!」や「Summer Dream」を歌うというシーンも。最後の曲はアカペラからスタートした「Somebody To Love」。大合唱が巻き起こる感動的な光景を生み出した後、「みなさんとひとつになれて嬉しかったです」というユンホの挨拶でライヴは終了、夜空に打ち上がった無数の花火とともに東京公演初日は幕を閉じた。
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