八代亜紀のジャズ・アルバム、ヘレン・メリルも称賛

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八代亜紀による初の本格ジャズ・アルバムとして非常に大きな注目を集めている10月10日発売予定の『夜のアルバム』だが、なんと伝説のジャズ・シンガー、ヘレン・メリル(82歳)から称賛のコメントが届いている。

◆八代亜紀画像

八代亜紀と同じハスキー・ヴォイスを持ち、八代亜紀の長年の憧れの存在であるヘレン・メリルからアルバムに関して届いたコメントは以下の通り。

「亜紀さんは、持ち前の美しく官能的な歌声で、才気と温かみにあふれた歌を聴かせてくれます。その歌声に伴奏をつけるプロデューサー/アレンジャーの小西康陽さんの仕事ぶりも、とても見事です。八代亜紀さんのご活躍をお祈りしています。」──ヘレン・メリル

『夜のアルバム』は、元ピチカート・ファイヴの小西康陽をプロデュースに迎え、八代亜紀が演歌歌手としてデビューする以前の10代のクラブシンガー時代に思いを馳せて制作された作品である。アルバムには、八代亜紀がジャズと出会うきっかけとなった「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」や「クライ・ミー・ア・リヴァー」といったジャズ・スタンダードに加え、「再会」(オリジナル歌唱:松尾和子)や「私は泣いています」(オリジナル歌唱:りりィ)といった昭和の名曲が、小西によるジャジーなアレンジが施され収録されている。また、ジャズ・スタンダードも曲によっては日本語詞も交えて歌うなど、八代亜紀ならではのジャズになっている点も注目ポイントだ。

公開されたアルバム・ジャケットは、アート・ディレクション:小西康陽、写真撮影:信藤三雄、デザイン:吉永祐介(solla)によるチームが手掛けたもので、レコーディング・スタジオでの八代の姿を写した、アルバムタイトルの通り、夜のムードあふれるデザインになっている。

そして、アルバム発売後の11月9日には、ブルーノート東京にて1夜限りのライヴも開催される。レコーディングに参加したジャズ・ミュージシャンを従えて、新作からのナンバーを披露するもので、桁違いのプレミアム・ライヴになることは間違いない。

八代亜紀 『夜のアルバム』
2012年10月10日発売
UCCJ-2105 \3,150(tax in)
Produced by 小西康陽
1.フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
2.クライ・ミー・ア・リヴァー
3.ジャニー・ギター
4.五木の子守唄~いそしぎ
5.サマータイム
6.枯葉
7.スウェイ
8.私は泣いています
9.ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー
10.再会
11.ただそれだけのこと
12.虹の彼方に

<An Evening with AKI YASHIRO>
2012年11月9日(金)
@ブルーノート東京
Info. 03-5485-0088 www.bluenote.co.jp

◆八代亜紀オフィシャルサイト
◆ユニバーサルジャズ公式サイト
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