PreSonus、オーディオを三次元で視覚化するSmaartをVSLに搭載

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エムアイセブンジャパンは、PreSonusの「StudioLive」ファミリーのコントロール・ソフトウェアである「Virtual StudioLive」に、サウンド・システム分析と最適化のための音響測定ツールとテクノロジーを融合させたコレクションで高い評価を得ているRational Acousticsの「Smaart Measurement Technology」を、順次搭載することを発表した。

「StudioLive」ファミリーは、ライヴ・サウンド、ライヴ・レコーディング、スタジオ・ワークのすべてに必要な機能性を備えた、ハードウェア/ソフトウェア統合デジタル・ミキシング&レコーディング・システム。そのコントロール・ソフトウェアである「Virtual StudioLive(VSL)」に、サウンド・システム分析と最適化のための音響測定ツールとテクノロジーを融合させたコレクション「Smaart Measurement Technology」が搭載されることとなった。

ライヴ・サウンドのエンジニアやサウンド・コントラクターであれば、「Smaart」の評判を耳にしたことがあるかもしれない。Smaartはこのフィールドで金字塔的な存在として高い評価を得ている。

VSLに搭載されたSmaartは、StudioLiveファミリーに搭載されたグラフィックEQを使用し、視覚的にサウンド・システムをシンプルかつ簡単に調整できるようデザインされている。今後段階的に、より高度なSmaartテクノロジーをPreSonus製品に導入していく予定だ。

最初にUniversal Controlに搭載されるSmaart Measurement Technologyのモジュールは「Smaart Spectra」。Smaart SpectraのSpectrogramには、レベル、周波数、時間が対となって表示され、周波数と時間を軸で、レベルを色で、スペクトル測定結果を連続グラフで表示し、グラフィックEQの調整に合わせてリアルタイムに結果が表示される。Smaart Spectraの搭載により、StudioLiveファミリーのグラフィックEQを活用しライブ・サウンドを向上させることが可能だ。

問題となるフィードバック周波数を視覚的に正確に検出、スピーカーをルームアコースティックに合わせて調整するなど、VSLのSmaartを活用すれば音響学の知識がなくても簡単に調整可能。VSLに統合されたSmaart が含まれるUniversal Controlは、PreSonusウェブサイトから無償ダウンロードが可能となっている。

◆VSL 製品詳細ページ
◆StudioLiveファミリー 製品詳細ページ
◆Rational Acousticsサイト
◆エムアイセブンジャパン
◆BARKS 楽器チャンネル
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