TM NETWORK、青く揺れる惑星の「35.664319,139.697753」地点にて情報を伝達

35.664319,139.697753 ── この数字は、4月24日と25日に開催された日本武道館公演＜TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-＞の、2日目の来場者に配布されていた「1974年の小室哲哉の落書き」に記されていた座標軸。地球上で、このポイントにあったもの、それは渋谷公会堂。

◆TM NETWORK 画像＠2012.08.26　35.664319,139.697753

8月26日、TM NETWORKが、この座標軸に従い、再び青く揺れる惑星へと降り立った。その時の模様を記録した公式レポートがあるので、紹介しよう。

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この日渋谷公会堂に集まったのは、9月12日にリリースされるBlu-ray＆DVD『TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-』を予約した人の中から抽選で選ばれた約2000名。彼らは母船より指示を受けたTM NETWORKから重要な伝達を直接聞くこととなる。

13時、イベントスタートを知らせるブザーの音とともに武道館での＜TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-＞の映像がスクリーンに映し出される。この映像はステージ直前の映像やマルチ画面を多用した特別編集バージョンで、9月にリリースされるBlu-rayやDVDでは収録されないカットが使用されていた。

最後の映像が流れ終わると小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登の3人がステージ現れる。会場はメンバーの突然の登場に歓声で埋め尽くされ、メンバー自身から、2012年3月の幕張メッセでの＜ALL THAT LOVE＞、日本武道館での＜TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-＞、5年ぶりとなった再始動シングル「I am」、9月12日にリリースされるBlu-ray＆DVD『TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-』と続く一連の始動について語られた。また、小室哲哉による直筆の歌詞や絵コンテなども披露。小室は「定期的に地球に降りてくるだろう」とも話している。

さらにTwitterでつぶやかれていたとおり、TM NETWORKからの伝達情報（＝新曲）の音をミキサーからミックスするデモンストレーション形式で披露。さながら基調講演かのように新曲2曲のデモ音源が流され、「『I am』に続く世界観」ということも語られた。またこの2曲のデモ中はネット上にアップロードしないことを条件に「録音OK」とされ、来場した2000名に情報伝達された。


◆TM NETWORK オフィシャルサイト